猫と暮らす
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猫はクラッキングするコとしないコがいる? 飼い主調査を実施し、理由を獣医師が解説!
今回、ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、猫のクラッキングに関するアンケートを実施。この記事では、その調査結果をご紹介するとともに、猫のクラッキングについて、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に教えていただきました。
愛猫はクラッキングする?
では、どのようなときに愛猫はクラッキングするのでしょうか。具体的なエピソードをお聞きしたところ、以下のような回答が寄せられたので一部ご紹介します。
愛猫はどんなときにクラッキングする?
- 「窓際で外のカラスにしています」
- 「隣の家の屋根のアンテナに鳥がとまっているのを見つけたとき。毎朝、クラッキングしています」
- 「庭に小鳥が集まってきたのを窓越しに眺めて、クラッキングしていました」
- 「カラスや小鳥の鳴き声が聞こえたら、窓際でクラッキングを始める」
- 「窓から鳥が見えるときや、虫・トカゲなどがいるときによくやっていました。歳をとったらしなくなりました」
- 「窓の外を眺めていて、遠くに虫や鳥などを見たとき」など
猫のクラッキングについて獣医師に聞いた
――猫はどのような場面でクラッキングするのでしょうか。猫がクラッキングしやすいシーンなどがあれば教えてください。
山口先生:
「クラッキングは狩猟本能が刺激されているときに発する音で、“獲物を捕まえたいけどできないもどかしさ”を表現しているともいわれています。そのため、狩猟対象である鳥やネズミなどの小動物が、手の届きそうな距離にいるときに発すると考えられています」
――アンケートの結果、3割ほどの猫はクラッキングしないことがわかりました。どのような理由が考えられますか。
山口先生:
「すべての猫に見られるわけではないようです。個性なのではないでしょうか」
――最後に、猫がクラッキングしているときの注意点などがあれば教えてください。
山口先生:
「興奮しているときなので、そっとしておいてあげましょう。また、逃走しないよう安全対策をしっかり行ってください」
取材・文/長谷部サチ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年7月時点の情報です。
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