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うたた寝中にぎゅ〜っと「セルフハグ」をする猫 可愛いしぐさから読み取れることは?|獣医師解説

飼い主さんに話を聞くと、むさしまるくんのセルフハグはときどき見かけていたのだそう。とても可愛いしぐさのため、飼い主さんは「いつか映像に残したいな」と思っていたのだとか。
そしてこの日、むさしまるくんは晩ゴハンを食べた後にリビングでうたた寝をしていたそうですが、そのときにセルフハグが見られたといいます。

「人でも、不覚にもうたた寝してしまって覚醒した瞬間に、『うーー寝ちまったぜー』と体に力が入るときがあると思います。むさしまるも、そのような状態だったのかなと。伸びの一種なのではと思いました。
娘の話によると、娘の部屋にいるときは『眠たいけれど甘えたいようなとき』に、喉をゴロゴロ鳴らしながら枕元でセルフハグをやるそうです」
— むさしまる (@mumumumoochan) June 5, 2024
【獣医師解説】セフルハグする猫の心理

むさしまるくんの様子からは、どのような心理が読み取れるのでしょうか。ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。
「まるでハグをするように腕をぎゅ〜っとするセフルハグですが、このしぐさのもとは身を守るため、寒さをしのぐために丸まって眠るという、猫の野生時代の習性からきているのではないかと思われます。
一般的には、眠っているときに『寒かった』『なにか身の危険を感じた』『夢を見ていた』といったときなどに、ぎゅ〜っと丸まったり身を縮めようとしたりするしぐさが見られるでしょう。
今回のむさしまるくんの場合は、食事後のリラックスタイムでお腹もいっぱいになり、家族のいるリビングでリラックスしてうたた寝をしていたのでしょうね。
飼い主さんがおっしゃるように、うたた寝中に伸びのような感覚でぎゅーっとセルフハグしている様子が見られたのだと思われます。むさしまるくんが“家族の一員”として安心して過ごしている様子がうかがえる光景でしたね」
写真提供・取材協力/@mumumumoochanさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年4月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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