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猫の「健診」はなぜ必要? 健診でわかることやコースの選び方を解説

猫の健康を守るために欠かせない健康診断(以下、健診)。でも、なぜ猫にとって必要なのか、受けることで何がわかるのかを、きちんと理解していない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、猫の健診が必要な理由やコースの選び方などについて、猫専門病院院長の山本宗伸先生に教えていただきました。

猫の健診が必要な理由は?

あごをのせる黒白猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
健診は、目に見えない体の異変を見つけるために必要なものです。とくに猫は、不調を悟られないよう隠す習性があるため、病気の発見が遅れがちです。症状が見られなくても健診を受け、病気の早期発見・早期治療につなげましょう。

猫の健診は定期的に何度も受けることが大切

手を伸ばして寝るサバトラ猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
健診は継続して、定期的に受けることが大切。その猫の過去の健診結果と比較して推移を見ることで、より早く異変に気づけるからです。0~9才は年に1度、10才以上は半年に1度を目安に健診を受けましょう。

どんな病気がわかるかは受ける検査項目によって異なる

イスに座る茶白猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
健診ではおもに、腎臓・肝臓・泌尿器・胃腸の病気、血液の病気、ホルモンの病気などがわかります。超音波検査やX線検査なども受けた場合は、肺・心臓の病気、骨の病気、腫瘍などが見つかることもあります。

健診コースは猫の年齢をベースに選んで

キャットタワーでくつろぐマンチカン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
受ける健診コースは猫の年齢をベースに選ぶのが一般的ですが、猫種、病歴、ストレス耐性、予算なども踏まえて、主治医とよく相談して選んでください。

高齢猫で年2回の検査の負担が必要な場合は、検査を幅広く行うコースと、絞って行うコースを交互にするのもいいでしょう。

ストレスが心配な場合は猫のストレス耐性に合う方法を相談して

じっと見つめる黒猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
怖がりな猫だと健診にストレスを感じやすいですが、多くの猫にとっては健診を受けるメリットが上回ります。

健診後に体調を崩すほどなら、検査項目を減らしたり、鎮静や不安を抑える薬を来院前に用いたりする方法もあるので、動物病院で相談してみてください。

「要経過観察」といわれた場合は忘れずに再検査を

横に寝るブリティッシュショートヘア
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
健診で「要経過観察」といわれた場合、「○カ月後に再検査」というように、再検査までの期間を提示されるはずなので、忘れずに再検査を受けるようにしてください。

それまでの間は、猫の食欲・元気・排せつ物などをしっかり観察し、気になる様子が見られたら早めに動物病院に相談しましょう。
愛猫の体の異変にいち早く気づいて治療を施すためにも、定期的に健診を受けることが必要不可欠です。動物病院とよく相談しながら、愛猫に合ったコースの健診を受けてくださいね。
お話を伺った先生/山本宗伸先生(猫専門病院 Tokyo Cat Specialists院長 国際猫医学会ISFM所属)
参考/「ねこのきもち」2026年6月号『“受けっぱなし”はもったいない!猫の健診結果は、こうして読み解く』
文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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