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しっぽを振る理由は猫と犬で違う!? 猫と犬の「しっぽの動き」を比べてみた|獣医師解説

猫のしっぽを見ていると、ユラユラと振ったり、ピンと立てたり、いろいろなしぐさが観察できます。ところで、猫と犬では、しっぽの使い方に何か違いがあるのでしょうか。今回は、猫と犬のしっぽの動きの違いについて、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に解説していただきます。

猫と犬でしっぽの使い方に違いはあるの?

猫のおこげちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫と犬のしっぽの動きがあらわす「意味」の違いについてお伺いします。猫と犬では、しっぽを使ったしぐさにどんな違いがあるのでしょうか?

山口先生:
「犬は喜びの表現に必ずと言っていいほどしっぽを使いますが、猫は犬ほど使いません。むしろ、猫はネガティブな感情のときほどしっぽをよく動かします。また、猫の尻尾の動きは細かく、犬は尻尾をダイナミックに動かして感情を表す傾向があります」

「しっぽを振る」しぐさの猫と犬の違いは?

ミヌエットのルナくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――「しっぽを振る」しぐさについて、猫の場合と犬の場合で、それぞれどんな理由や心理があるのか、教えてください。

山口先生:
「猫の場合、ゆっくりしっぽを振るときは“リラックス”、速く振るときは“警戒”している状態です。一方、犬の場合はゆっくりしっぽを振るときは“喜び”をあらわしており、速く振るときは猫と同じく“警戒”の状態です」

「しっぽを立てる」しぐさの猫と犬の違いは?

マンチカンのミモザちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――「しっぽを立てる」しぐさについて、猫の場合と犬の場合で、それぞれどんな理由や心理があるのか、教えてください。

山口先生:
「猫の場合、しっぽを立てるしぐさは“喜び”や“興奮”をあらわします。また、立てているしっぽの毛が立っている場合は、“恐怖”や“警戒”の感情があります。犬の場合は、しっぽを立てるときは“集中”や“興奮”している状態で、毛が立っている場合は猫と同じく“恐怖”や“警戒”をあらわしています」

「しっぽを下げる」しぐさの猫と犬の違いは?

スコティッシュフォールドのももちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――「しっぽを下げる」しぐさについて、猫の場合と犬の場合で、それぞれどんな理由や心理があるのか、教えてください。

山口先生:
「しっぽを下げるしぐさは、猫も犬も同じく、元気がないときや“不安”や“恐怖”を感じている状態のときにみられます」
猫と犬ではしっぽの使い方に違いがあり、同じしっぽの動きでも異なる感情を表現している場合があります。犬との違いもふまえながら、愛猫のしっぽの動きを観察してみてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2026年9月時点の情報です。
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