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猫の寒さ対策ってどうすればいい!? 飼い主さんの10の疑問に答えます♪

愛猫のための寒さ対策は万全ですか?

見つめる猫/「ねこのきもち」2018年11月号
これから寒い季節がやってきますが、愛猫のための寒さ対策は万全でしょうか?

今回は、ねこのきもちの読者のみなさんから寄せられた「冬の寒さ対策」に関する疑問を、鈴木勝博先生が解決します!

Q.1 どのくらいの温度に設定すれば猫は快適と感じるの?

A. 家の構造などにもよりますが、人が快適な温度にするといいでしょう

冬の室温は20〜22℃が目安ですが、人が心地よい温度なら猫も快適と感じるでしょう。

心配なら、ぽかぽかスポットの用意をするのがいいです◎ たとえば、暖かい空気が集まる高い場所にマットを敷くなどすれば、快適な居場所が増えるでしょう。

Q.2 エアコンはつねにつけておいたほうがいいの?

くつろぐ猫/「ねこのきもち」2018年11月号

A. 1日中寒い地域はつけておいたほうがいいでしょう

日本海に面した地域は、雪や雨が降り続いて1日中気温が上がらず、寒いことが多いです。そのような地域では、エアコンをつねにつけておいたほうがいいでしょう。

Q.3 猫がこたつに入っているとき、人は利用せずにそっとしておいたほうがいいの?

A. 利用してOKですが、ときどき様子を確認して

こたつは飼い主さんのものでもあるので、猫が入っていても遠慮することはないでしょう。

多くはないですが、こたつに長く入りすぎて「脱水症状」になる猫も。ですから、ときどき猫の様子を確認するようにしましょう。

Q.4 猫と犬を両方飼っている場合、温度設定はどちらに合わせればいいの?

犬と猫/「ねこのきもち」2018年11月号

A. どちらかというと、行動範囲の狭い「犬」かも

人が快適に感じる温度なら、猫も犬も不快になることはないでしょう。強いていえば、猫は高いところにも上れ、快適な居場所を選べる範囲が犬よりも広いです。

どちらかといえば、犬の様子を見て、合わせたほうがいいかもしれませんね。

Q.5 冬は、猫にも洋服を着せたほうがいい?

A. ストレスになることもあるので、着せるのは避けて

猫は、毛づくろいで体を綺麗にする習性のある動物です。洋服を着せると毛づくろいができず、猫には大きなストレスになることも。

部屋を暖かくし、暖まれるスポットをたくさん用意することで対策をしましょう。

Q.6 ホットカーペットにずっといる愛猫。低温やけどはしないの?

A. ずっと居続けていたら、やけどすることもあります

ホットカーペットに居続けていると、低温やけどをする可能性はあります。

通常は低温やけどをする前に自ら移動するでしょうが、身軽に動けないシニア猫などの場合は気にかけてあげましょう。

ホットカーペットに布を敷いてみるのもいいです◎

Q.7 夜、布団に入らず寝る愛猫。寒くないの?

布団に入る猫/「ねこのきもち」2018年11月号

A. 入らないなら寒くはないのでしょう

猫は快適な居場所を自ら選ぶので、寒いと感じれば中に入ります。

もし布団の中に入らないなら、ほかに暖まれる場所があるなど、寒さを感じていないのでしょう。飼い主さんはとくに心配しなくても大丈夫です。

Q.8 湯たんぽは冷めても置いておいていい?

A. 冷めたまま置いておくのはNGです

湯たんぽはほどよい温もりがある上、あごなどをのせやすい形状で、猫が喜ぶアイテムかもしれません。

ただし、時間の経過とともに冷め、猫の体を冷やす一因にも。逆効果にならないよう、冷えたら片付けるようにしましょう。

Q.9 体を冷やさないようにするため、フードは温めたほうがいいの?

ゴハンを食べる猫/「ねこのきもち」2018年11月号

A. 常温であれば問題ないですが、気になるなら温めても

温めてから与えてもいいですが、いつもと違うことで食べなくなる猫もいます。

常温であれば猫の体を冷やすことはないので、あえて温める必要はないでしょう。猫が好むなら、もちろん温めてもOKです。

Q.10 モコモコの猫ベッドに入らない。どうして?

A. 苦手な要因がどこかにあるのでしょう

冬はモコモコの猫ベッドを好む猫が多いですが、入らないなら、質感や置き場所など苦手な要因があるのでしょう。

もともとお気に入りの猫ベッドに布を敷いたり、いろんなタイプの居場所を用意し、様子を見るようにしてみて。


先生の解説を参考に、正しい寒さ対策を行って、愛猫とともに寒い冬を乗り越えましょうね!

参考/「ねこのきもち」2018年11月号『寒さは全国共通ではないから「地域別」対策でこの冬を乗り越えよう』
(監修:気象予報士、獣医師 鈴木勝博先生)
文/雨宮カイ
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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