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この時期気を付けたい!猫が誤食しやすいものって?

ポリ袋に入る猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
お正月休みは愛猫とぬくぬく過ごせる幸せな季節ですよね♡
一方で、飼い主さんが家にいる時間も多いことからふだん猫が目にしないものを扱うことも多くなり、中には猫が誤食しやすいものが潜んでいる可能性も。

そこで今回は、この時期、特に気を付けたい、愛猫にとって危険なものをご紹介します。しっかり覚えておきましょう。

危険なもの ①ポリ袋

写真/shutterstock
原因ははっきりしませんが、中にはポリ袋を好んで食べる猫がいます。消化管閉塞の原因になりとても危険なので、すぐに片付けて。

危険なもの ②画鋲・針・ピアスなど

写真/shutterstock
小さいので、転がして遊んでいるうちに誤食しがち。腸内で刺さると腹膜炎を引き起こす可能性があり、とても危険。厳重に管理を。

危険なもの ③人の薬

写真/shutterstock
人用の風邪薬や頭痛薬の成分は、猫に強い中毒症状を引き起こし、命にかかわることも。絶対に放置したり落としたりしないよう管理に注意して。

危険なもの ④タバコ

写真/shutterstock
誤食するとニコチン中毒を起こし、嘔吐や震えの症状を見せることも。タバコを消した水も猫が口にしないよう、管理に気を付けて。

危険なもの ⑤毛糸・糸・ヒモ・ゴムなど

写真/shutterstock
腸に絡まると消化管が詰まるだけでなく、腸の細胞が壊死して、短時間で命に落とす可能性も。最も誤食しやすいものなので注意!

ここまで紹介してきた危険なものから愛猫を守るためには、飼い主さんの日頃の心がけが何より大事。誤食をさせないために気を付けたい三つの心得をご紹介します。

誤食防止の三つの心得とは?

1. 見せない

イラスト/柿崎サラ
猫はいったん見て興味をもったものには、執着することがあります。そして、飼い主さんが片付けていても、工夫して引き出しや扉を開けてしまうことが。ですから、猫が興味をもちそうなものを家に持ち帰ったら、猫に「見せない」のが得策。存在を知らなければ、興味をもって執着することもありません。

2. 置かない

イラスト/柿崎サラ
季節感のあるものなどを飾りたくなる気持ちはわかりますが、愛猫が何でもおもちゃにしてしまうような活発なタイプなら、猫が過ごす部屋には誤食しそうなものを「置かない」のが得策。戸外や、猫が立ち入らない部屋の中だけで季節感を楽しみましょう。どうしても飾るなら、壁の高い位置やガラスケース内に。

3. すぐに片付ける

イラスト/柿崎サラ
最も多いのが、ついうっかり放置したものを誤食するケース。ヒモ類、小物類や、食べ物のニオイが付いたパッケージ類にはとくに注意。「取り外したらすぐに片付ける」のが鉄則です。生ゴミも、時間を置かず早いうちに処分を。ゴミは猫が開けられないタイプのフタ付きのゴミ箱に捨てましょう。
猫タワーにいる猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
慌ただしい季節ですが、ちょっとした心がけで愛猫の命を守ることができます。

今年も来年も安心、安全にお休みを過ごしましょう♪



参考/『ねこのきもち』2018年1月号「年末年始猫が誤食しやすいもの備忘録」(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
イラスト/柿崎サラ 写真/Shutterstock
文/Carrie-the-cat
※この記事で使用しているイラストは2018年1月号「年末年始猫が誤食しやすいもの備忘録」に掲載されているものです。
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。


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