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猫に食べさせてはいけない、与え方に気を付けたい危険な果物8つ

猫に果物をおすそ分けしたいと思ったことのある飼い主さんもいるでしょう。しかし、種類や与え方によっては、病気や肥満の原因となりますので、果物を与える場合は注意が必要です。今回は、猫に食べさせてはいけない果物や、与え方に気を付けたい果物をご紹介します。

絶対に与えてはいけない果物

聴診器をあてる猫
果物の中には、病気やアレルギーを引き起こす原因となるものがあります。因果関係が立証されているものから、そうでないものまで、病気になる危険性がある果物は与えるのを控えましょう。

ぶどう



腎臓病になる可能性があるといわれています。食べ過ぎた犬が腎臓の病気にかかったという報告があり、猫への安全性も確認されていないため、与えないほうが無難です。干しぶどうも同様に控えましょう。

パパイヤ&マンゴー



アレルゲンになりやすい果物なので、注意が必要です。人でもアレルギーを起こしやすく、猫が口にした場合も口内や唇に炎症を起こす可能性があるので、控えたほうがいいでしょう。

いちじく



皮膚炎を起こす危険性がある果物です。皮・葉・果肉に中毒成分が含まれているため、食べると口の中で炎症を起こすことがあります。なかには嘔吐する場合もありますので、絶対に与えないようにしましょう。

与え方に気を付けたい果物

肥満気味の猫


体に悪くなくても、下痢や肥満の原因になりやすい果物もあります。食べ過ぎにならないよう、与え方と量に注意しましょう。

バナナ



栄養価が高く、猫にとっても消化のよい果物ですが、カロリーが高いため与えすぎると肥満の原因になります。与えるなら、厚さ1cm程度の量を食べやすい大きさにカットしてあげるとよいでしょう。

さくらんぼ



食物繊維が豊富に含まれている果物なので、食べ過ぎると下痢をする猫もいます。普段から軟便ぎみの猫は、口にするのを控えたほうが無難です。また種の誤飲にも注意したいので、与えるときは茎と種を除いて、1粒の半分程度をあげましょう。

みかん



少量なら与えても大丈夫ですが、糖分が多く、薄皮は消化に悪いので、与えるなら1/2房程度の果肉のみあげるといいでしょう。みかんのニオイを好まない猫には、あえて与える必要はありません。

刺激が強い果物

警戒する猫


果物の中には刺激が強いものもありますので、この類の果物は、猫の様子をみながら与えたほうがよいでしょう。

パイナップル



舌をヒリヒリさせる成分が入っているので、人と同様に口に違和感が残る可能性があります。量は、小さじ1程度の量を細かく刻んで与えるのが好ましいです。口元を気にする様子がみられたら、与えるのを控えましょう。



果物を直接与えなくても、料理や飲料に加工されて含まれていることもあります。うっかり人の食べ残しを舐めてしまった場合でも、体に不調をきたすことがあるので、人が食べ残した食事の誤食にも注意しましょう。

参考/「ねこのきもち」『まんぞくさんも大満足♡猫に与えてOK?NG?食べ物図鑑』(監修:高円寺アニマルクリニック院長 高崎一哉先生)
文/こさきはな
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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