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@rentomochanさんの愛猫・レオンくん(写真左)と武蔵くん(写真右)。
子供の頃から保護犬や保護猫と暮らしてきた飼い主さんは、2016年に元保護猫だったレオンくんと武蔵くんに出会いました。
好奇心旺盛でヤンチャな2匹と出会い、今どのように過ごしているのかを紹介します。
レオンくんと飼い主さんを引き合わせてくれたのは、先代猫だったのかも
2016年6月、大切な家族であった先代猫のバニラくんが、16才で旅立ちました。飼い主さんは、悲しみのあまりペットロスに陥っていたそうです。
そんな日々が続いていたある日のこと。飼い主さんは、近所の猫ボランティアさんが保護した生後2週間のレオンくんと出会ったのです。
「あまりのペットロスを見兼ねたバニラが、引き合わせてくれたのかも」と、当時を振り返る飼い主さん。
レオンくんに強く惹かれた飼い主さんは、数日後にレオンくんをおうちに迎え入れることに。
猫を飼っていた経験はあるけれど、子猫のお世話は16年ぶり。数時間おきのミルクやりや、排泄の補助、トイレのしつけなど、寝不足の日々が続くことも。
「レオンは子猫の頃から食べるのが大好きで、いつの間にやらパッツンボディ。『ドドドドド』と、猫らしからぬ音をたてながら家中を走り回ってます」
レオンくんは、飼い主さんの愛情をたっぷり受けながら、すくすくと成長していったのでした。
家の外にポツンといるところを保護された武蔵くん
武蔵くんとの出会いは、レオンくんと出会ってから4カ月後の2016年10月のこと。
とある日の早朝、どこからか聞こえる子猫の鳴き声で目が覚めた飼い主さんとレオンくん。家の近くで鳴き声がしていたので、気になって外へ出てみることに。
「白黒ハチワレの痩せた子猫がポツンといたんです。空を見上げるとたくさんのカラス。放置すると襲われるのは間違いないと思い、ひとまず保護しました」
その後病院へ連れて行くと、先生に「生後1カ月半」と言われたそう。
出会った当初、武蔵くんはとても人馴れをしていた様子でした。飼うことを考えながらも、もしレオンくんとの相性が合わなかった場合は、武蔵くんを家族に迎え入れてくれる人を探すことも考えていたのだとか。
でも、レオンくんはすぐに武蔵くんのことを気に入ってくれたのです。武蔵くんもレオンくんにすぐに懐き、どんなこともお兄ちゃんの真似っコをするように!
こうして2匹は、よき兄弟、そしてよき相棒となったのでした。
人懐っこくて愛らしい2匹と過ごす楽しい日々
2匹ともとても人懐っこい性格。お客さんが来たときも、レオンくんはお腹見せて転がったり、武蔵くんはスリスリ近寄ったりするのだそう♪
また2匹の愛らしい性格を、飼い主さんは次のように話します。
「レオンは、ちょっとお馬鹿でドン臭い愛すべきキャラ。庭のフェンス越しに犬に吠えられても、ボーッとしてます。が、音に敏感でビビりな面も。
飼い主に対しては、最大級にワガママで気ままです。隙あらば、武蔵のカリカリを盗み食いする食いしん坊。そして、褒められるのが大好きなコです」
「武蔵は、運動神経抜群で狩りの達人。庭で虫などを狩って、持って帰ってきます。どこからか飛んで来たボールや靴下なども…やめてほしい……(笑)
それと『取ってこい!』遊びが大好き。新聞紙を丸めたものやネズミのオモチャなどを投げると、ワンコ並みに猛ダッシュして咥えて持ってきます」
2匹が出会ってから2年近く経ったけれど、 今でも武蔵くんはレオンくんからの愛情を、たっぷり受けているそう。
お互いをグルーミングしてから、激しいニャンコプロレスや大運動会を開催するなど、楽しくて賑やかな日々を過ごしているようです♪
これからも楽しく、気ままにワガママに過ごしてね!
好奇心いっぱいに遊ぶ姿、ご飯をいっぱい食べる姿、オシッコウンチをしっかりする姿、文句を言う姿、安心しきってくつろいでいる姿……どの瞬間も愛おしいと話す飼い主さん。
2匹は飼い主さんにとって、「宝物」のような存在だといいます。最後に2匹に伝えたいメッセージを聞いてみると、次のように語ってくれました。
「これからも楽しく、気ままにワガママに過ごしておくれ〜。幸せであればありがたい。って、これで『幸せじゃない!』と言われたら、飼い主が暴れちゃいます(笑)」
飼い主さんの想いは、レオンくんと武蔵くんにしっかり届いているはず。これからも
飼い主さんのインスタで、元気いっぱいな姿を見せてくださいね♪
参照/Instagram(
@rentomochan)
取材・文/雨宮カイ