猫を抱っこしているときやなでているときなど、「いま、嬉しいのかな?」なんて考えたことはありませんか?
愛猫が嬉しそうにしていると飼い主さんも幸せな気持ちになりますよね。猫はどんなときに嬉しい気持ちになり、どのようなしぐさを見せるのでしょうか。
猫にとってのポジティブなことが嬉しい
猫は一般的に、大好きな飼い主さんのそばにいられたり、遊んでもらったりすると嬉しいもの。おいしいおやつをもらえたときも嬉しいと感じています。
つまり、猫にとってのポジティブなできごとが、猫には嬉しかったり、喜びや楽しさだったりするのです。
嬉しいと黒目がちに?
猫は嬉しいとき、目をキラキラさせます。これは、周囲の情報をなるべく多く取り入れようと瞳孔を開いて、黒目がちになっているから。
また、リラックスした状態であおむけでゴロンとなったり、楽しくて興奮したことで血流がよくなり鼻の色が濃くなったりすることもありますよ。
このようなしぐさを見せたときは、「嬉しいな♪楽しいな♪」と感じているのでしょう。
飼い主さんも一緒に遊んでもっと嬉しくさせちゃおう
猫が嬉しそう、楽しそうにしているときは優しく声をかけてあげたり、なでてあげたりするとよいでしょう。また、一緒におもちゃで遊んであげる、おやつをあげるなどして、猫との「嬉しい」をたくさん共有できるといいですね。
こんなときにも猫は「嬉しい」と感じる!
ここでは、ねこのきもち発行の「ねことのキョリが縮まる本」より、猫が甘えてきたときの対応をご紹介します♪
猫が自分から近寄ったら抱っこしよう
猫は、抱っこしてほしい、なでてほしいなど甘えたいときに、自分から飼い主さんのそばに寄ってきます。
要求通りにしてあげると猫は嬉しい気持ちになるので、ぜひ飼い主さんは、抱っこしたり優しくなでたりしてあげましょう。
じっと動かずに甘えさせてあげて
猫が自分から近づき膝の上にのってきたら、じっと動かず、思う存分甘えさせてあげましょう。足がしびれても、できれば猫が自分から離れるまでは姿勢を変えないくらい、受け身に徹してあげることで、猫は嬉しい気持ちになるのです。ぜひ、飼い主さんに密着して親密な時間を過ごそうとしている猫の気持ちに応えてあげてくださいね。
猫は自分にとってポジティブなことが嬉しいのですね。飼い主さんのちょっとした対応でも、愛猫の「嬉しい」を増やすことができるので、ぜひお試しください♪
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
参考/「ねこのきもち」特別編集『ねことのキョリが縮まる本』(監修:帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科講師 加隈良枝先生)
取材・文/ishikawa_A
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。