猫と暮らす
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猫の皮膚病が増えている? フケを症状とする皮膚病とその対策
そこで今回は、フケを症状とする猫の皮膚病についてお話しします。
フケの原因となる皮膚病、実は近年増えているんです……!
その理由として、獣医療の発展により猫が皮膚病と診断されるケースが増えたこと、また、人と暮らすことによって、皮膚病の原因となるダニやカビ、湿気、同居猫の存在などの影響を受けやすくなったことなどがあげられるそうです。
フケを症状とする猫の皮膚病とは
また最近では、人にも多い「アトピー性皮膚炎」を発症する猫も増えているといわれています。「アトピー性皮膚炎」がほかの病気と違うのは、ストレスや食べ物など、原因として考えられるものが多く、それを特定するのが難しいこと。
そのため、治療は対症療法が一般的だそうです。
皮膚病を発症しやすい猫の特徴
本来、猫の皮膚には異物が体内に入るのを防ぐバリア機能がありますが、このような猫たちは体力や免疫力が弱く、刺激に対して過敏に反応してしまうのだとか。
また、かゆみや違和感を感じたときにかいてしまうことで、余計に症状が悪化してしまうこともあるので注意しましょう。
生活環境を清潔・快適に保ち対策を!
なお、皮膚病によって出るフケや抜け毛は、ダニやカビのエサとなります。そのため、猫グッズは塩素系の漂白剤で洗い、薬剤が残らないようしっかりすすぐなどして、掃除を徹底しましょう。
そのほか、空気の流れが制限されている室内では、気温や湿度が上がりジメジメとした空気になることも。このような環境は、「スタッドテイル」の原因になるほか、猫がかかりやすいとされる「あごニキビ」の原因にもなるので、換気をして部屋の湿度を下げるなど対策をとってください。
日ごろからブラッシングをして、皮膚病を予防しよう!
もし愛猫にフケなどの症状がみられたら、早めに獣医師へ相談してくださいね。
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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