夏にだらけている猫の姿を見ていると、何だか癒されませんか?
雑誌『ねこのきもち』2021年8月号の「暑い日のねこの寝事」では、だらけて寝ている猫たちを紹介していますが、ねこのきもちWEBでもファンの多い茶太くんが登場! その記念すべき写真がコチラ↓
かわいいヘソ天に、とても人気な1枚になりました!
インスタで話題・茶太くんの無防備なおだらけポーズがたまらない!
これまでもねこのきもちWEB MAGAZINEでも、可愛い寝相で話題になってきた、マンチカンの茶太くん。現在は2才になりますが、写真はまだ子猫のあどけなさが残る頃の1枚です。
飼い主さんによると、夏のおだらけぶりは「成猫になってからもとくに変化はなく、暑くなるにつれ、おだらけ度はアップしていきます。その姿はとにかく可愛いし、“体やわらかすぎん?”って毎度思います(笑)」とのこと。
そんな茶太くんの暮らしぶりは、Instagram(@c20.c23)でたくさん見られます!
教えて、今泉先生! おだらけ猫について
ところで、猫の“おだらけ”についでですが、なぜ夏場はいつも以上にだらけたポーズになると思いますか? 猫の生態にくわしい、哺乳動物学者の今泉忠明先生が教えてくれました。また、本誌で掲載しきれなかった読者の猫たちも厳選して登場です。
お腹を出す猫が多いのはなぜ?
猫はもともと、狩りに全力が出せるよう、ふだんはだらけて(休んで)体力を温存。さらに飼い猫は狩りをする必要がないため、だらける時間が長くなります。また、夏は体の猫を放出するのに、お腹を出した“へそ天ポーズ”や、後ろ足を大きく開いて座る“おやじポーズ”になりやすいため、よりだらけているように見えるでしょう。
よりだらけやすいのは、どんな猫?
おだらけポーズをしやすいのは、フレンドリーな猫や大らかな性格の猫。一方、神経質な猫はつねに身構えているため、あまりだらけません。長毛猫は性格が穏やかな傾向にあり、しかも短毛猫より暑さを感じやすいため、おだらけ度は高いでしょう。
いかがでしたか?
おだらけ猫たちを見て癒されながら、これから本格的に始まる暑い夏を乗り切りましょう!
参考/『ねこのきもち』2017年8月号「夏の風物詩・だら~んポーズ+横着も猫の行動も!? おだらけねこ祭」(監修/哺乳動物学者 今泉忠明先生)、2021年8月号「ありがちポーズ、その意味は? 暑い日のねこの寝事」 (監修/哺乳動物学者 今泉忠明先生)
文/ねこのきもち編集室