こだわりの逸品♪　愛猫のための手作りエリザベスカラー

エリザベスカラーとは、猫などの動物が皮膚病やケガ、手術などの患部をなめてしまうのを防ぐための保護具。最近では、市販のプラスチック製のエリザベスカラーを嫌がる愛猫のために、手作りする飼い主さんもいるようです。

そこで今回は、飼い主さんの手作りエリザベスカラーを、Instagramの投稿からご紹介します！

クリアファイル・両面テープ・布生地を使って作ったエリザベスカラー

まずご紹介するのは、＠yoko.0925さんの手作りエリザベスカラー。こちらは、クリアファイル・両面テープ・布生地を使って作ったものです。

＠yoko.0925さんによると、「体に直接触れる部分の負担を軽減するために、布生地を使ったこと」がこだわりのポイントなのだとか。

エリザベスカラーをつけていてもいつも通り生活♪

なお、愛猫の小雪ちゃんが手作りエリザベスカラーをつけたときの反応は、「遊んではご飯を食べて、お水を飲んで、おトイレに行って寝てと、ふだんと変わらずの生活をしていました」とのこと。

＠yoko.0925さんの手作りエリザベスカラーは、小雪ちゃんも気に入ってくれたようですね！

家にあるもので作ったモフモフエリザベスカラー

こちらは、＠oniku20200701さんの手作りエリザベスカラーです。愛猫・たれぽんちくんの去勢手術のときに動物病院でエリザベスカラーを購入したそうですが、サイズが合わず手作りしたのだとか。

材料はいつもたれぽんちくんが愛用していた100円ショップのタオルと、使わなくなったぬいぐるみから抜き出しワタ。見よう見まねで縫って作ったといいますが、とっても本格的ですよね。

眠るときは枕にもなる◎

＠oniku20200701さんによると、「問題なく飲食ができるけど体はなめないように！　そして、そのまま負担なく眠れるように」との思いを込めて作ったといいます。

その甲斐あってか、たれぽんちくんはすんなり受け入れてくれて、カラーを枕にして眠ったそうですよ！

リバーシブル仕様のエリザベスカラー

続いてご紹介するのは、カラー部分に2種類の布を使って、リバーシブル仕様にしたエリザベスカラーです。

こちらを作った＠caro0430oracさんに、手作りしようと思ったきっかけをうかがったところ、「愛猫の湿疹の治療が長引き、替えのカラーを購入するのが大変だったことと、デザインを自分好みにしたかったからです」との回答が。

洗い替えはこんなにたくさん！

＠caro0430oracさんが作った洗い替えのエリザベスカラーはこんなにたくさん！　カラフルでとってもオシャレですよね。

ちなみに、最初は家にある布と、着古したパーカーを再利用して使って作ったという＠caro0430oracさん。それからいろいろな素材を使って作ってみた結果、市販の薄手のリブニットが一番作りやすかったそうです◎

クールなデニム生地のエリザベスカラー

最後にご紹介するのは、＠kohaku_silver1123さんが手作りした、オシャレなデニム生地のエリザベスカラー。

＠kohaku_silver1123さんは、愛猫のシルバくんが去勢手術後に動物病院でつけてもらったプラスチックのエリザベスカラーを嫌がり、口に引っかかってパニックになってしまったことをきっかけに手作りしたそうです。

首まわりはニット生地で

＠kohaku_silver1123さんにエリザベスカラーのこだわりのポイントをうかがうと、「薄いデニム生地を使い、首まわりはTシャツなどのニット生地を使用しました」と教えてくれました。

シルバくんは枕のようにしてくつろいでくれたそうですが、少しワタを入れすぎて重くなってしまったそう。もし参考に作るときは、愛猫の様子を見ながら調節するとよいかもしれませんね。

今回は、4つの手作りエリザベスカラーをご紹介しました。作り方はさまざまでしたが、共通しているのは飼い主さんの愛情がたっぷり詰まっているということ。もし愛猫にエリザベスカラーが必要になった際は、参考にしてみてていかがでしょうか？

参照／Instagram
取材・文／えむら若奈