猫がくつろいでいるときに、飼い主さんがそばに座ると、猫はさまざまな反応を示すことがあります。その時見せるしぐさから、猫がどんな気持ちなのか知ることも可能。今回は、猫が見せるさまざまなリアクションから猫の気持ちを紐解いていきましょう。
リラックスしていれば「OK!」
猫のそばに飼い主さんが座ったときに、猫が足を投げ出したまま目を閉じる、もしくは目を細めて、ヒゲもだらりとしていれば、リラックスしている証拠です。この場合、猫は飼い主さんがそばにいてもいいよ、と思っているよう。
前足やあごを飼い主さんのほうに伸ばしたり、乗せたりした場合は、より飼い主さんを歓迎しているのだとか。
全身に緊張感が見られたら「今はNG!」
一方、飼い主さんが座ったあとに、投げ出していた足を地面につけたり、目を開けたりして全身に緊張感が見られるようなら、それは「今はそばに来てほしくない」という気持ちのあらわれです。
イライラして耳をそらせたり、しっぽをブンブン振ったりすることも。
こうした様子が見られたら、そのときはそっと離れるほうがよいでしょう。
猫の飼い主としては、猫が喜ぶことをたくさんしてあげて、猫が嫌がることはなるべくしないというのが共通の本音ですよね。
今回ご紹介した内容も参考に、猫の反応で今は相手をするべきか、そっとしておくべきかどうか判断してみてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2021年8月号『よくあるシーンの気持ちを解説 しぐさでわかる! 猫のGOOD or NOT』(監修:帝京科学大学講師 動物看護士 小野寺温先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。