お迎え当時、寂しそうにしていた保護子猫が1年後には凛々しい姿に！　成長ビフォーアフターに感動

寂しそうにしていた子猫が…。

今回紹介するのは、Twitterユーザー@kagisuzu0531さんの愛猫・つむぎくん（取材当時1才）。こちらの写真は、子猫だったつむぎくんを家に迎えて2日ほど経ったときに撮った1枚だそうです。

お迎えしたときのつむぎくんは、どこか怯えていた様子だったのだとか。カメラを見つめるその表情は、どこか寂しそうにも見えます。

そんなつむぎくんですが、飼い主さんの家に迎えられて1年後には…

凛々しい姿に

1才になったつむぎくん。キャットタワーの上で誇らしげにしていたところを撮影したもの。

こんなにも凛々しく成長していました！　子猫のときに見せていた寂しそうな感じはもうなくなり、堂々として自信に満ち溢れている様子です。

つむぎくんの姿からは、飼い主さんのもとで幸せな日々を過ごしてきたということが伝わってきますね。

素敵な成長ビフォーアフターを見せてくれたつむぎくんについて、ねこのきもちWEB MAGAZINEは飼い主さんに詳しくお話を聞きました。

自分の子どもの成長を見ているよう

窓際でまったりするすずくん、つむぎくん — （写真左から）先住猫・すずくん、つむぎくん

冒頭で紹介した1枚目の写真について、「どことなく寂しそうにしていたつむぎくんの姿が印象的だった」と話す飼い主さん。撮影当時、先住猫・すずくん（取材当時6才）がつむぎくんのことを威嚇していたため、つむぎくんは別の部屋で過ごしていたのだとか。

そんなときに、つむぎくんは寂しそうにしながら飼い主さんのところへ寄ってきて、飼い主さんの足に前足を乗せてきたのだそう。あの写真は、その様子を撮影したものだといいます。

冒頭で紹介した2枚の写真を比較してみて、飼い主さんはどのようなことを思ったのでしょうか。

飼い主さん：
「子猫の頃の寂しそうに鳴いていたつむぎくんが、こんなに大きくなり誇らしげにしている姿を見ると、心も体も大きくなったなと思います。自分の子どもの成長を見ているようでした」

つむぎくんは迷い猫だった

飼い主さんによれば、つむぎくんは親戚の家に迷い込んだコだったとのこと。近くに母猫やきょうだい猫はおらず、つむぎくんはひとりぼっちだったそうです。

飼い主さんは当時、「2匹目の猫をお迎えしたい」と考えていたそうで、そんなときに親戚が「子猫を保護した」と連絡をくれたのでした。

飼い主さん：
「子猫の動画を送ってもらったのですが、その動画を見て私は一目惚れしてしまい、つむぎくんをうちで引き取ることを決めたんです」

お迎え当初から活発なコ

お迎えした当初に寂しそうな様子を見せていたつむぎくんですが、じつはとても活発なコでもあったそう。今も昔も、物怖じしないコだといいます。

飼い主さん：
「先住猫のすずくんも子猫から引き取りましたが、お迎え当初のすずくんは隅っこで固まって動きませんでした。なので、つむぎくんがとにかく走り回る姿を見て『全然違うな』と思っていました。

つむぎくんが積極的にすずくんに向かっていくのに対して、5才も上のすずくんが怯えていたのが印象的でしたね」

抱き合うつむぎくん、すずくん — 「見えないところで抱き合ってるのが最高に可愛すぎた」

そんなつむぎくんですが、家族に迎えて1年が経った今は少し落ち着いてきたそう。以前よりもすずくんと戯れ合うことは減ったそうですが、最近はすずくんの近くで寄り添って座っていたり寝ていたりする姿をよく見かけるといいます。

飼い主さんは2匹の微笑ましい姿にほっこりしながら、「おとなびてきたな」とつむぎくんの成長を実感しているようです。