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『このコは生きたくて大きな声で鳴いていたんだ』と、保護した子猫への"想い"が強くなった出来事

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「大きな声で必死に鳴いていて、生きたいという強い想いが感じられたんです」

見つめるチャーちゃん
@miwaamicat

こう話すのは、Instagramユーザーの@miwaamicatさん。愛猫の茶々丸くん(♂/取材当時、生後約5カ月/以下、「チャーちゃん」)は、飼い主さんが保護したコなのだそうです。

お寺の駐車場で大きな声で鳴いているチャーちゃんを発見、保護することに

保護当時のチャーちゃん
保護当時のチャーちゃん。目が開けられない状態でくしゃみもひどかったそう。
@miwaamicat

チャーちゃんとの出会いは、2021年9月のある日の夕方頃のこと。鉢植えに水をやろうとベランダに出た飼い主さんは、どこからか動物の鳴き声がするのを聞いたそう。

どうやら隣のお寺の駐車場から鳴き声が聞こえるようで、「なにがいるのだろう」と目を向けると、駐車場の真ん中で小さくて茶色い生き物が動いているように見えたといいます。

最初は「近所の猫が鳴いているのかな」と見ていたそうですが、鳴き声があまりにも大きかったことや、ぐるぐると円を描くように歩いているのを見て、「様子が変だな」と思うように。気になって駐車場に向かうと、飼い主さんは驚きの光景を目にしたのでした。

ごはんを一生懸命食べるチャーちゃん
「ミャウミャウ」と鳴きながら、一生懸命ごはんを食べるチャーちゃん。
@miwaamicat

飼い主さん:
そばで見てみると子猫で、その小ささに驚きました。チャーちゃんは小さくうずくまっていて、目の周りは目やにで真っ黒。鼻水も出ている状態でした」

周囲を見渡してみても、チャーちゃん以外の猫は見当たりませんでした。お寺の駐車場にポツンとひとりぼっちでいたチャーちゃんですが、飼い主さんは不思議に思うことがあったと、当時を振り返ります。

ヘソ天するチャーちゃん
@miwaamicat

飼い主さん:
「あの日、見つける直前まで雨が降っていたのですが、不思議なことにチャーちゃんはまったく濡れていませんでした。もしかしたら、誰かが意図的にこの場所にチャーちゃんを置いて行ってしまったのではないかと感じ、とても悲しい気持ちになりました

飼い主さんはすぐにチャーちゃんを保護し、そのまま動物病院へと向かいました。

里親を探すか、家族に迎えるか——

病院帰りのチャーちゃん
@miwaamicat

体重や歯の状態などから、生後1カ月程度であるとわかったチャーちゃん。結膜炎と猫風邪と診断されるも、それ以外の大きなケガや病気はないと獣医師に言われ、飼い主さんは一安心。チャーちゃんを連れて帰宅したのでした。

飼い主さんの家には2匹の先住猫がいたため、チャーちゃんはしばらく隔離生活を送ることになったそうです。

抱っこされるチャーちゃん
@miwaamicat

チャーちゃんの今後について、里親を探すべきか、家族として迎え入れるか——先住猫たちのことも考え、いずれどちらか決断をしなければならないと思っていた飼い主さんですが、迷いはすぐに消えていたといいます。


飼い主さん:
「帰宅後、とりあえずおなかが空いているだろうと思い、ちゅ〜るをあげてみました。でも、目が見えていないのと鼻詰まりでニオイがしないのか、チャーちゃんはなかなか食べてくれなくて。

そこで、指に少しちゅ〜るをつけて舐めさせてみると、チャーちゃんは『ミャウミャウ』と言いながら一生懸命食べ始めたんです。その姿を見て、『このコは生きたくて駐車場で大きな声で鳴いていたんだな』と感じました。

チャーちゃんへの思いがさらに強くなって、家族に迎えてあげたいと思うようになったんです」

成長していくチャーちゃんの姿を見るのが、日々の喜びに

見つめるチャーちゃん
保護2週目、目がパッチリ開くように!
@miwaamicat

チャーちゃんを家族として迎え入れた飼い主さん。一緒に暮らしてみて、人なつっこくてやんちゃな性格だとわかったそうです。

最初の1カ月程は、結膜炎や猫風邪の治療のために通院、食事やトイレのお世話、遊び相手…と、毎日がとても忙しかったそう。

また、先住猫と子猫の生活のペースがまったく違い、飼い主さん自身ハードな日々を過ごすも、「チャーちゃんの成長していく姿が嬉しくて、毎日が楽しかった」と振り返ります。

見つめるチャーちゃん
ひとりでいるのが苦手だというチャーちゃん。駐車場での出来事がトラウマになっているのか、ひとりになると大きな声で鳴くことも。
@miwaamicat

飼い主さん:
「チャーちゃんは、昨日できなかったことが次の日にはできるようになったりと、日々成長していきました。

最初の頃、トイレは寝ているタオルの上でしてしまうことが多かったですが、一緒に過ごすなかでチャーちゃんがトイレ前にするしぐさがわかり、トイレの誘導ができるようになったんです。それをきっかけに、チャーちゃんはきちんとトイレで排泄できるようになりました」

くつろぐチャーちゃん
@miwaamicat

失敗してもうまくできなくても、やり方を変えて諦めずに挑戦する——そんなチャーちゃんの姿から、飼い主さんは「大切なことを教わった気がする」と話していました。

先住猫たちとは、ゆっくりと関係性を築いている最中

チャーちゃんとキナちゃん
チャーちゃんと、キナ・カルロスくん(♂/愛称:キナちゃん)
@miwaamicat

先住猫・キナちゃんとジルちゃんとは、ゆっくりと関係性を築いている最中のチャーちゃん。お兄ちゃんたちに甘えたいけれど、やんちゃな性格が勝ってしまい、お兄ちゃんたちは逃げていってしまうのだとか。

チャーちゃんとジルちゃん
チャーちゃんととジル・バレンタインくん(♂/愛称:ジルちゃん)
@miwaamicat

飼い主さん:
「先住猫たちとうまく遊べなくて、チャーちゃんは残念そうな顔をしながら『ここで我慢するか』と、仕方なさそうに私の膝の上に乗ります。

『みんなで仲良く』が理想ですが、それぞれ性格もあるので。時間をかけてお互いの程よい距離感を見つけて、それぞれのペースで生活してほしいなと思いながら、いつも3匹のやりとりを見守っています」

くつろぐチャーちゃん
@miwaamicat

チャーちゃんと家族になって約4カ月。飼い主さんはチャーちゃんへの思いを、このように話します。


飼い主さん:
「毎日楽しく、健康に過ごしてほしいです。そして、いつかお兄ちゃんたちと仲良しになってくれれば、なお嬉しいです。

チャーちゃんは生まれてすぐに、かなり怖い思いをしていると思います。毎日安心した気持ちで過ごしてもらえるように、これからも大事に育てていきたいです」

写真提供・取材協力/Instagram(@miwaamicatさん)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ

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