猫が好き
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初めて猫を飼うことになった私が、2匹の兄弟猫を引き取ることに…猫愛を支えてくれた祖母の存在
そんなコマんずママさんに、運命の猫たちとの出会いが訪れたのです。
時は来た! 運命の猫“たち”との出会いが訪れる
「猫を飼うなら、引き取り手を必要としている保護施設などから迎え入れたい」と心に決めていたことから、新居を購入するとすぐに入居前から譲渡会を開催している団体のリサーチをスタート。いつ運命の猫と出会えるかわからないのに、入居した日にはケージとトイレを揃えて、猫がいつきてもOKな状態でスタンバイするくらいの気合の入れ様でした。
意外にも運命の猫はすぐにやってきました。正確には「猫たち」です。
2020年12月、入居した翌日に訪れた譲渡会で、きれいな縞模様と大きな瞳を持つ茶トラの猫に目を惹かれ近付いてみました。すると、もう一匹の白黒猫とピタリと頬をくっつけ合い離れません!
コマんずママさんは「このコたちを引き離してはいけない」と直感的に感じたそうです。2匹は生後5か月の兄弟猫で、緊張からか、寒さからか、ブルブル震えていました。
猫を初めて飼うのに2匹一緒に?ボランティアさんのアドバイスは正しかった
「その決断は間違いなく正しかった!」 ボランティアさんたちのアドバイスは「今思えば、本当にその通りだった」とコマんずママさん。タチコマちゃん、ウチコマちゃんと名付けられた2匹が仲良く遊んだり、譲渡会で見た時と同じように頬をくっつけて眠ったりしている姿を見ると、「2匹一緒で本当に良かった」と感じているそうです。
夫婦で支え合い、笑いの絶えない猫中心の楽しい毎日
それに、実際に猫と過ごすようになってみて気が付いたのは、「意外にも表情が豊か」で、「鳴いている声がしゃべっているように感じるし、表情も様々で、面白くてふと笑ってしまうことが増えた」そうです。お二人にとっての笑顔の元になっているのですね。
幼い頃、コマんずママさんの猫愛を支えてくれたおばあ様は、現在は事故で3本脚になった猫と暮らしています。2匹の猫を飼いだしたことを知ったおばあ様は、「昔から猫が好きだったからねぇ」と大喜び。今では、お互いの電話はもっぱら愛猫の近況報告なんだとか。まさに猫飼いさんの“あるある”! 話題の中心はいつも猫です。
タチコマちゃん、ウチコマちゃん、そしておばあ様のお宅の猫ちゃんのように、「どうか温かいおうちで幸せに暮らせる猫ちゃんたちが増えますように。猫を迎えようと思った時に、保護猫という選択肢が広がりますように」という想いを伝えたい。それがコマんずママさんの願いです。
Instagram(@tachi_uchikoma)
取材・文/賀来 比呂美
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