猫が好き
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新入りの元野良猫さんも警戒心バリバリで…?懐かなくても平気と覚悟したこと【連載】交通事故にあった猫を拾いました#68
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。
そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。
たまちゃんの翌年に保護した足湯という名の猫
当時怪我を負っていた、足湯さんという名の猫が我が家に仲間入りしました。
そして、彼もまたバリバリの元野良猫。
揺るがない警戒心。シャーのお顔の迫力よ。
きっと、この迫力で野良時代を強く生きて来たのでしょう。
だがしかし!! 一般家庭ではその警戒心はいらないのだよ(涙)
一体、いつ慣れることやら…と、今までのおかーさんなら不安になってしまうところですが、もうクヨクヨしてしまうおかーさんはいないのですよ。
ふははははは!何故なら…
慣れなくてもいいのよ!だって…
人に慣れていなくたって
人に甘えることができなくたって
元気に自分らしく生きてくれたらそれでいいんだ
と、私はたまちゃんにそう教わったのです。
嫌われる勇気ですよ!アドラー心理学ですよ!多分!
だから、足湯さん。
人に慣れなくってもいいのよ。ありのままで。
猫である限り生きているだけで、満点なのだから!!
そして、我が家の猫様は3兄弟となったのです。
それから、さらに1年後…
ちょーーーーーーーー懐いたんですけどぉぉぉ!?(か わ い い)
実は、たまちゃん以上の警戒心をもっていた足湯さん。
おかーさんに噛みついて右手の親指に風穴を開けた足湯さん。
今では立派なお膝猫なんですけどぉぉぉ!?(か わ い い)
ツンデレどころか、もはやツンが行方不明。
デレッデレなわけですよ。(か わ い い!!)
もしかして次はたまちゃんの番では…?
懐かなくてもいいなんて、思ってないのです。
たまちゃんにスリスリされてみたいヨォぉぉ。(本音)
果たして、君はいつか、デレ猫になってくれるのか。
楽しみだなあ(遠い目)
個性は大事やで
登場人物・登場犬猫
tamtam プロフィール
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
instagram:@tamtam__111
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