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交通事故から4年…ハンデがある生活で気づいてしまった不思議なこと【連載】交通事故にあった猫を拾いました#92

こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。

そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。

我が家では寒さ対策として猫様用スープを作るのです

猫さんたちは寒くなると、トイレを我慢したり、あまりお水を飲まなくなってしまう生き物。

泌尿器系の病気も多い猫様のために
それに伴い、寒くなるとおかーさんは猫様たちのためにスープを入れます。

スープと言っても、ただのささみの茹で汁だったりします。(おい)
ですが、みんな大好き特製スープ。
事故の後遺症があり自力で飲食できない、たまちゃんにももちろんお裾分け。

自分でご飯が食べられない…だけど旨い!!

スープ単体であげるのは難しいので、
いつもふやかしているドライフードに混ぜ、少し暖かいうちにあげるのです。

自分で食べることのできないたまちゃんですが、味覚はしっかりしているようで…
スープ入りの時は目がキラキラと…いえ、ギラギラと輝きます。

おかーさん、嬉しくなっちゃうのよ。
ハンデはあっても、みんなと同じように喜びがあって、楽しみがあって、満足できることが嬉しい。

浸らんでいいから早くよこせ!!!

と、嬉しさに浸っていたら「ガブリッ」。

余計なお喋りはいいから、早く次をよこせと言わんばかりのたま様。
そう、おかーさん、下僕としての責務を全うしまする。

一緒に過ごして4年。消えない不思議。

事故でアゴを損傷してしまったたまちゃんは、自力でご飯を食べたり、お水を飲むことはできない。

でも、おかーさんに噛み付いたり
下手くそだけども毛繕いだって出来る様になった。
恐ろしいほど食欲も旺盛。

なのに、何故君は自力でご飯を食べないのだ…??

きっと、甘えん坊さんなんだよね!?

お願いだから、そうだと言ってぇぇぇぇ(切実)

登場人物・登場犬猫

ねこのきもちWEB MAGAZINE/連載「交通事故にあった猫を拾いました」

tamtam プロフィール

動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。

instagram:@tamtam__111
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