体は小さいけれど貫禄たっぷり？　生後1カ月の保護子猫、1年半後に「美猫」へと成長！

出会ったときは小さかった保護子猫が、今では…。

今回紹介するのは、Twitterユーザー@shizushizu2105さんの愛猫・シズちゃん（取材当時1才）。シズちゃんは飼い主さんが保護したコだそうで、こちらの写真は家族に迎えたばかりの頃に撮ったものです。

あどけない表情でカメラをじーっと見つめる様子が可愛らしい、シズちゃん。まだ生後1カ月ほどで体も小さいですが、ベッドにもたれかかる様子は、貫禄たっぷり？　

そんなシズちゃんですが、飼い主さんの家で過ごして1年半ほどが経過すると…

すっかり美猫に！

おとなの魅力がたっぷりな、美猫へと成長していたのでした！　大きくてまあるい目でじーっと見つめられたら、思わずキュンとしてしまいますね。

飼い主さんの家で健やかに成長していったシズちゃんですが、どのような経緯で出会ったのでしょうか。シズちゃんとの出会いについて、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

窓を開けていたら、子猫の鳴き声が聞こえた

飼い主さんがシズちゃんと出会ったのは、2021年6月のこと。在宅で仕事をしていた飼い主さんが窓を開けて部屋の換気をしていたところ、家の納屋のほうから子猫の鳴き声のようなものが聞こえたのだそうです。

近所では野良猫を見かけることがあり、いつもは気にしていなかったという飼い主さんですが、この日はやけに鳴き声が気になってしまい、様子を見に行くことに。

すると、やせ細った子猫のシズちゃんがひとりぼっちで鳴いているのを見つけたのでした。

飼い主さん：
「シズちゃんは猫風邪をひいていて、目やにがすごくて目が開きませんでした。私は猫を飼った経験がなかったためどうすればいいかと悩みましたが、このまま放っておくことはできず、『なにかの縁だな』と思ってシズちゃんをお迎えすることを決めたんです」

飼い主さんはシズちゃんを動物病院へ連れて行き、そのまま家にお迎えすることとなったのでした。

シズちゃんの成長が飼い主さんの喜びに

シズちゃんをお迎えして、猫との生活をスタートさせた飼い主さん。初めの頃は、猫風邪の治療のための通院やトイレのお世話など、初めてのことだらけで大変なこともあったそうですが、シズちゃんの成長が飼い主さんの喜びとなっていました。

キャットタワーに登るシズちゃん、テトくん — （写真左から）テトくん、シズちゃん

シズちゃんと暮らし始めて半年ほどが経ち、生活に慣れてきた頃のこと。ご縁があって、飼い主さんは子猫のテトくんを知り合いから引き取ることになります。

家族が増えたことで、「シズちゃんの成長をより実感するようになった」と、飼い主さんは当時を振り返ります。

飼い主さん：
「シズちゃんはまだ生後半年ほどで小さかったのですが、シズちゃんはさらに小さなテトのことをそばで見守っていたり、一緒に遊んであげたりと、お姉ちゃんらしい姿を見せてくれました」

飼い主さん：
「私がテトに『そっちに行っちゃダメだよー』と言うと、シズちゃんはすかさず先回りをして、テトのことを通せんぼしていたことも。そのようなシズちゃんの姿を見たときに、『言葉を理解してるのかも！』と、親バカですが賢いなと思いましたね」

そんなシズちゃんの性格は、「The 猫様」という感じのかなりの“ツンデレ”とのこと。いつも飼い主さんの隣にこっそりとくっついて座るものの、飼い主さんがなでたりかまおうとすると、少し怪訝そうな顔をしながら去っていくのだとか。

しかし、またしばらくするとそっと隣にいるといい、飼い主さんは「そんなところがとても可愛い」と話します。