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雨の中、へその緒が付いたまま鳴いていた子猫を保護→5才の今、飼い主を見守る“親分肌”なコに成長

手のひらサイズだった小さな子猫は、5才になった今、飼い主さんを見守る頼もしいコに成長していました。
保護した翌日のこたろうくん。
保護した翌日のこたろうくん。
@kotaro_myboss
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@kotaro_mybossさんの愛猫・こたろうくん(取材時5才)。こたろうくんは推定生後2〜3日のころ、まだ目も開いておらず、へその緒が付いた状態で保護されました。

「あまりの小ささに衝撃」——こたろうくんとの出会い

保護当日のこたろうくん(撮影時、推定生後2〜3日)。手のひらサイズでした。
保護当日のこたろうくん(撮影時、推定生後2〜3日)。手のひらサイズでした。
@kotaro_myboss
こたろうくんと出会ったのは、2020年9月4日の早朝。飼い主さんは、自宅裏から聞こえてくる子猫の鳴き声に気づいたといいます。

当初は様子を見ていたそうですが、鳴き声はなかなか止まらなかったそうです。
飼い主さん:
「子猫の様子が心配だったものの、下手に手を出すと人間のニオイがついて母猫がお世話をしなくなると聞いたことがあったので、しばらく家の中で耳をそばだてていました。

ですが、鳴き声が止まらないままさらに1時間が過ぎて、急に雨が降り出しました。『このままでは死んでしまう』といても立ってもいられず、様子を見に行くことにしました」
スヤスヤ眠っている、小さなこたろうくん。
スヤスヤ眠っている、小さなこたろうくん。
@kotaro_myboss
鳴き声がするほうへ向かうと、まだ目も開いていない、へその緒が付いたままの子猫が——。それが、こたろうくんでした。仰向けのまま懸命にジタバタしていたそうです。

飼い主さんは「あまりの小ささに衝撃を受けました」と振り返ります。

診断を受け、迷わず家族に迎えることに

目が開いたころのこたろうくん。
目が開いたころのこたろうくん。
@kotaro_myboss
保護してすぐに向かった動物病院で、こたろうくんは「生後2〜3日」と診断されました。正確な誕生日はわからないため、飼い主さんは保護した9月4日を誕生日にしているそうです。

飼い主さんは、こたろうくんを家族として迎えることに迷いはありませんでした。病院で里親を探すかどうかを聞かれた際も、間髪入れずに「うちで育てます!」と答えたそうです。

安心しきった“ヘソ天”姿を見せるように

まんまるおなかを出してヘソ天でくつろぐ、こたろうくん(撮影時、推定生後5週齢)。
まんまるおなかを出してヘソ天でくつろぐ、こたろうくん(撮影時、推定生後5週齢)。
@kotaro_myboss
こうして、こたろうくんとの暮らしが始まりました。生後5週齢ごろには、飼い主さんの太ももの上で“ヘソ天”になって眠る姿も見せるようになったそう。

飼い主さん:
「ぽんぽこりんのおなかと、もっちもちの太ももと、クロスしてる後ろ足と、招き猫みたいな“おてて”と、ピンクの肉球と……すべてが可愛くて、思わずカメラを向けました。

ミルクをたっぷり飲んで、私の太ももによじ登り、ぐっすり眠るのが当時のルーティンでした。しばらく動けませんが、それはそれでとっても幸せでした」
立派なひげが生えたこたろうくん。
立派なひげも生えました。
@kotaro_myboss
飼い主さんのもとで健やかに育ち、少しずつ猫らしい姿を見せるようになっていったこたろうくん。出会いから5年の月日が流れ、現在の姿は——。

5才の今も、甘えん坊でおしゃべりなこたろうくん

まったりするこたろうくん。
まったりするこたろうくん。
@kotaro_myboss
取材時5才のこたろうくん。飼い主さんにとって、お迎え時から変わらず「可愛くてイケメン」な存在なのだそう。やんちゃでアクロバティックなところや、ひとりぼっちを嫌がるところも、子猫のころから変わらないといいます。
2階にいる飼い主さんを呼ぶこたろうくん。
2階にいる飼い主さんを呼ぶときだけ、1階から「にゃー」と鳴くのだそうです。
@kotaro_myboss
ビビりな一面もありながら、飼い主さんには甘えん坊でおしゃべりなこたろうくん。かまってほしいときは、少し離れたところからじっと見つめ、目が合うと「くるる〜」と鳴きながら走ってくるのがお決まりです。

また、“おしりポンポン”を片手間にされていると感じると、「うにゃー」と腕を引っ張ったり、頭突きをしたりすることもあるそう。

伝えたい内容によって鳴き方にも違いがあり、飼い主さんは「会話ができているようで嬉しいです」と話します。

飼い主さんを見守る“親分肌”な一面も

見つめるこたろうくん。
見つめるこたろうくん。
@kotaro_myboss
そんなこたろうくんは、優しい心の持ち主。飼い主さんの様子がいつもと違うと、そばに来てくれるのだそうです。体調不良で寝込んでいたときには顔の前に座り込み、まるで看病してくれているようだったといいます。

また、飼い主さんが洗面台で顔を洗っていると、心配そうに隣の棚から見守り、「やめなよ」と言っているかのように腕を“ポンポン”としてくれたこともあったのだとか。
眠るこたろうくん。
小さなイビキをかきながら安心しきった様子で眠るこたろうくん。
@kotaro_myboss
飼い主さんいわく、こたろうくんにとって飼い主さんは“子分”。「親分として、子分を守っているつもりなのかもしれません」と、こたろうくんの気持ちを想像しています。

こたろうくんが幸せでいられるように

横顔も可愛いこたろうくん。
横顔も可愛いこたろうくん。
@kotaro_myboss
こたろうくんの顔を見ると「一瞬で疲れが吹っ飛びます!」と話す飼い主さん。こたろうくんに甘えられたり、スリスリされたりするだけで、大きな幸福感に包まれるそうです。

そんなこたろうくんへの思いを、飼い主さんは次のように語ります。

飼い主さん:
「こたろうさんがそこにいるだけで、私は本当に幸せです。私はこたろうさんからこんなに幸せをもらっているのに、『こたろうさんは幸せかな?』と常日頃考えています。

こたろうさんが、何の悩みも不便も感じることなく自由にのびのび暮らせて、『楽しい』と『満足』だけを感じて生活できること。

そんな日々がこれからもずっと続いてほしいし、続けられるよう、私は子分として一生こたろうさんにお仕えしようと思っています」
写真提供・取材協力/@kotaro_mybossさん/X(旧Twitter)
取材・文/山田リタ
※文中の表現は、飼い主さんご自身の表現に沿っています。
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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