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生きるか死ぬか五分五分で保護された「前足の指が3本の子猫」 やんちゃで元気いっぱいに成長した姿にほっこり

生死の境をさまよっていた子猫が、運命の出会いを経て成長しました。
左の前足の指が3本しかないコユビちゃん
3本指のコユビちゃんについて、「左手の指が少なく奇形です」と飼い主さん。先天性のもので指同士がくっついたのか、欠損してしまったのか、真相はわからないそう。
@necoandme
今回紹介するのは、Instagramユーザー@necoandmeさんの愛猫・コユビちゃん(撮影当時、生後2カ月)。出会った当時から、左の前足の指が3本しかないコだったといいます。

コユビちゃんは、飼い主さんが保護したコでした。ある日、飼い主さんが家にいると外から小さな声が聞こえてきたのだそう。声が聞こえる場所を探しに行くと、そこには体が冷たくぐったりとしたコユビちゃんの姿があったといいます。

見つかったときはまだ生後2週齢ほどで、「生きるか死ぬか五分五分」の状況だったそう。里親を探すかを考える余裕もなく家に迎えて、飼い主さんは「気づけば家族になっていた」と振り返ります。

そんなコユビちゃんと出会い家族になった飼い主さんに、コユビちゃんの成長エピソードを聞きました。

大変ながらも日々成長していく

飼い主さんの家ですくすくと成長するコユビちゃん
@necoandme
コユビちゃんは保護当時、体重は160gしかありませんでした。飼い主さんはコユビちゃんに数時間おきにミルクを飲ませたり、おしっこをさせたり体温調整をしたりと、気の抜けない日々だったそう。

しかし、ミルクをおいしそうに飲む姿や、初めてひとりでトイレができたとき、ペットフェンスを越えたときなど、飼い主さんは日々コユビちゃんが成長していく過程を目にします。そんなコユビちゃんをそばで見守ることができて、飼い主さんは楽しかったといいます。

安心して眠る姿に感動

立ち上がるコユビちゃん
@necoandme
飼い主さんいわく、「今では元気すぎるくらいに暴れる手のかかるコ」に成長したコユビちゃん。保護してからとくに印象に残ったことについて、飼い主さんはこう話します。
飼い主さん:
「最初の頃は寒さや怖さで震えながら眠っていたのが、あるとき私のお腹の上に来て初めて安心した表情で眠りについたことがありました。『そういう顔もできるようになったんだな』と嬉しくて、ちょっと泣きました」

コユビちゃんはどんなコ?

舌をしまい忘れたコユビちゃん
元気いっぱいなコユビちゃんについて、「朝だけもうちょっと寝かせてくれないかなとお願いしたいです(笑)」と飼い主さん。
@necoandme
取材当時、生後5カ月になったコユビちゃんは「やんちゃでツンデレ」な性格で、何にでも噛み付いておもちゃにしたり、ティッシュを引っ張り出して散乱させたりと、元気いっぱいなコに成長。

また、ベタベタと甘えてくることはないものの、動物病院の後は怖いからか飼い主さんに体を寄せてそばを離れないといった行動を見せるのだとか。

このほかにも、ごはんを食べたいときは甘えたりとデレデレな一面もあり、飼い主さんは魅了されているようです。

コユビちゃんとの暮らしで感じたこと

キャットボールトイで遊ぶコユビちゃん
@necoandme
まだまだ育ち盛りのコユビちゃん。飼い主さんはコユビちゃんへの思いを、次のように話しています。
飼い主さん:
「貴重な子猫である時間を一緒に過ごさせてもらえて、いろいろなこと、今まで知らなかった気持ちを教えてもらいました。人として、コユビと一緒に成長できる喜びに感謝しています。

これからコユビにはもっと幸せな気持ちを感じてもらえるように、理解を深めて寄り添いあって過ごしていきたいです」
眠るコユビちゃん
@necoandme
また、「1匹でも多くの猫が一生懸命生きなくても安心して生きていけるように、保護猫活動にも力を尽くしていけたら」と話す飼い主さん。コユビちゃんとの出会いは、飼い主さんにも大きな影響を与えているようです。
写真提供・取材協力/@necoandmeさん/Instagram
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/二宮ねこむ
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