怯えながらも常にくっついて過ごしていた2匹の保護猫兄弟→約3カ月後、大きく成長してもケージの中で寄り添う姿にほっこり！

わずか3カ月で大きく成長した保護猫兄弟のビフォーアフターにほっこり！

2匹の生後約3カ月の子猫 — 生後約3カ月のノエルくん（写真左）とティーチくん（写真右）

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@Kuronekono_Rinさんの愛猫・ノエルくんとティーチくん（ともに取材時生後約10カ月）。こちらは、飼い主さんにお迎えされて間もないころの、生後約3カ月の2匹を撮影した一枚。

飼い主さんによると、このときのノエルくんとティーチくんは2匹とも怯えている様子だったのだそう。「兄弟猫ということもあり、常にくっついてケージの中で過ごしていました」と撮影当時を振り返る飼い主さんに、ノエルくんとティーチくんとの出会いについて伺いました。

飼い主さん：
「2024年12月24日、知人から『〇〇の辺りで猫の鳴き声がする』という話を聞き、買い物に行くついでにその場所へ行ってみると、住宅地のゴミを漁る猫の親子に出会いました。雪の降る中で震えていたのがキジ白のノエルです。

私たちのアパートは2匹まで猫を飼うことができたので、保護を決意。ホームセンターでキャリーやおやつを買って保護を試みましたが、素人には難しく、怖がらせてしまったのではと一旦断念。地域の保護猫ボランティアさんに相談し、協力をいただきました。

12月26日にノエルの保護に成功。さらに28日には同じ場所で子猫4匹の保護にも成功し、その中の黒猫ティーチを引き取ることになりました」

飼い主さん曰く、ノエルくんはお迎え直後から夜鳴きがひどく、夫婦で交代しながら「大丈夫だよ」と声をかけ続けていたそうです。その後、ティーチくんをお迎えしてからはノエルくんも落ち着くようになり、「兄弟の絆に救われた」と飼い主さんはいいます。

ノエルくんとティーチくんはお迎えから約3カ月が経ち、どのように成長したのでしょうか？

ケージが手狭に感じられるほど大きく成長！

生後6カ月のころのノエルくんとティーチくんを撮影したのが、こちらの写真です。仲良く並んでいる姿が微笑ましいですね。2匹とも体がとても大きく成長しています。

飼い主さん：
「仲良く寄り添っている姿に成長を感じ、ゴハン皿がとても小さく見えたことも印象的で、同じ場所で改めて撮影しました。

小さな命がわずか3カ月で大きく成長し、購入したケージも手狭に感じるほどになったことに驚きと喜びを感じます。見た目は変わっても、仲良く寄り添う姿に『兄弟なんだなぁ』と改めて実感しました」

ノエルくんとティーチくんが成長した部分について、飼い主さんはこのように話します。

飼い主さん：
「まず、見た目が本当に可愛い！子猫のころの愛らしさはもちろんですが、大きくなっても我が家のアイドルです。

ノエルはやんちゃでイタズラ好き、でも甘えん坊に育ちました。ティーチはまだ甘え方が不器用ですが、ノエルのやんちゃを止めに入ることもあり、私たちも驚くほど“頼れる兄貴”らしい一面を見せてくれるようになりました」

ノエルくんとティーチくんってどんなコたち？

とにかく甘えん坊な性格だというノエルくん。飼い主さんが帰宅すると、部屋の前で鳴いて「かまってー」と言わんばかりにアピールしてくるそうです。

飼い主さん：
「わざと聞こえないふりをすると、壁をカリカリしたり、物を落としたりして注意を引こうとする姿がたまりません」

「慎重派でビビり」な性格だというティーチくんは、最近、飼い主さんの前に来て「かまってー」と言いたげに鳴くようになったのだとか。

飼い主さん：
「お尻をトントンしてあげると、とても喜びます。一方、夫が帰宅するとすぐ隠れてしまいますが、オヤツのときだけはそっと近寄ってくるのが可愛いです。大好きな回し車で元気に走る姿も印象的で、少しずつ心を開いてくれるその過程が嬉しく、感動しています」

2匹の愛猫たちへの現在の思い

飼い主さんは、ノエルくんとティーチくんのことを「かけがえのない家族」だといいます。そんな飼い主さんに、これから愛猫たちと一緒にどのように暮らしていきたいかを伺いました。

飼い主さん：
「これからも室内飼いで安全に、美味しいゴハンやオヤツを楽しみながら、楽しく穏やかな毎日を過ごしてほしい。そして『幸せな“ニャン生”だった』と思ってもらえるような暮らしをしていきたいです」

写真提供・取材協力／@Kuronekono_Rinさん／X（旧Twitter）
取材・文／COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年8月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。