猫が好き
UP DATE
車のボンネットから救出された子猫と家族になって5年 飼い主に“生きる喜び”を教えてくれた「宝物」に
真夏の暑い日に車のボンネットの中から救出されたトニーくんは、のちにご縁があって、飼い主さんの家に迎えられました。
お迎え翌日から“膝の上”が大好きに
「猫ちゃんには膝に乗ってくるコとそうでないコがいることはなんとなく知っていたので、『トニーは膝に乗ってくるタイプなのか!』と嬉しかったです。
猫ちゃんを膝に乗せてなでるのは憧れのシチュエーションでしたし、お迎えしてすぐ乗ってきてくれたので、これからもっと仲良くなれそうだと思いました」
「このコを守りたい」 初めての猫との暮らし
「お迎えしたばかりのときは本当に小さくて“よちよち”していたので、『このコを守りたい。健康に大きくなってほしいな』と。
真夏の厳しい暑さの中で保護されたコなので、『これからはずっとおうちで安全に暮らしていいんだよ』という気持ちでした」
5才になったトニーくんは?
「本当に大きくなりました」と、飼い主さんは嬉しそうに語ります。
「お迎えしたばかりのころは階段もなかなか上がれなかったり、椅子に必死に登っていたのに、今ではスラッとした長い手足を生かして、いろいろな場所に飛び乗っています」
「私の宝物」だというトニーくんへの思い
「トニーは、動物と暮らしたことのなかった私が初めて一緒に暮らしたコです。動物と暮らす楽しさも大変さも、すべてトニーが教えてくれている気がします。
トニーがいなければ猫について学ぶことも、愛玩動物飼養管理士の資格を取ることもなかっただろうなと思います」
「トニーをお迎えした日のことは昨日のことのように思い出せますが、あと2年もすればトニーもシニアと呼ばれる年齢になります。
これからもトニーには元気に遊んで、おいしいゴハンをモリモリ食べてほしいので、今は健康寿命を少しでも伸ばしてあげたいなという気持ちから、毎日の歯磨きを習慣化したり体重管理にも気を遣っています。
この世で生きているすべてのものの中で、トニーがいちばん大切な存在です。これからもたっぷりの愛情をかけてあげたいと思います」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
UP DATE