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触れることすら難しかった元保護猫→根気強い触れあいがもたらした結果、まったく別猫に!?【連載】交通事故にあった猫を拾いました#136

こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。

そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。

『触れない猫』だったたまちゃん

触れない元野良猫だったたまちゃん。

5年半前に保護してから、触られることが嫌いだった猫様。
ブラシもろくに出来なければ、目やにひとつ取るのに時間がかかるし、爪切りなんて大人2人がかりで1本切れるかどうか、通院なんて気軽にできるものではありませんでした。

それでもこの5年間、毎日少しずつ、触れていたおかーさん。(偉そうに言っているが触りたかっただけ)
何だか、今年に入ってからちょっとずつ、ちょっとずつ触られることに慣れていっているなぁと感じてはいたのですが、ここ数ヶ月、かなりの進展がありました。

普っっ通に触れるようになりました

何ならちょっと気持ちよさそうにしているのです。
ゴロゴロ喉鳴らしちゃったりもしてるのです。

特に何か特別なとこをしたわけではなくて、いつものように気軽に触っていたら、いきなりゴロゴロ言い始めたたまちゃん。
その日だけかと思いきや、次の日も…
次の日も同じように気持ちよさそうに撫でさせてくれるわけで…

これは…これは一体何が起こっているというのでしょうか…??

時は満ちた!!!!

ええ、はい。
心の中で叫びましたよ。

嬉しいことじゃないですか。
一時期は触れないことも、人嫌いなことも、たまちゃんの個性だとして受け止めました。

でもね、結局老後のケアのことを考えると、
診察だって普通に受けられるようになりたいし、投薬やケアだって日常的に気軽にできるようになりたいじゃないですか。

そんな思いで、触られることが嫌いなたまちゃんを、慣れさせることを毎日やめなかったわけです。(本当はただ触りたかっただけ)

待ってろよ!老後のたまちゃん!!
おかーさん、今後更なるセクハラの強化を決意するのでした。

調子にのるんじゃないぞ

パンチはなまってねぇからなぁ!?

登場人物・登場犬猫

ねこのきもちWEB MAGAZINE/連載「交通事故にあった猫を拾いました」

tamtam プロフィール

動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。

instagram:@tamtam__111
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