猫が好き
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保護猫譲渡会で出会った2匹の子猫→3年後、どちらかがいないと探し合う姿に「2匹同時に引き取ってよかった」

飼い主さん:
「家族全員猫好きなのですが、2019年の11月に先代の愛猫が亡くなってから、猫のいない生活が続きました。それから、徐々に猫のいない生活がさみしいと感じ始め、そろそろ新しい猫を迎えようと思い、近くで譲渡会をやっている動物病院を見つけ参加することに。そこで出会ったのがココとロコです」
譲渡会での愛猫たちの様子

「譲渡会にいたココは、かわいらしくケージから前足を出して『出してくれー!』と言わんばかりのアピールをしている子猫でした。私は『眉前ハチワレ!面白い柄だな』と思って見ていたのですが、そこにいたボランティアさんから『アピール勝ちだね!』と言われたこともあり、トライアル申し込むことに」

「一方、ロコはケージの中のトイレ砂の上でジッと動かず、怯えていました。そんなロコの姿を見て『このコも一緒に連れていかないと』と思い、ココと一緒にトライアルを申し込むことにしたんです」
飼い主さん宅にやってきたあとの愛猫たちの生活

飼い主さん:
「家族以外の人が怖かったようで、インターホンの音がなると2匹ともダッシュでいなくなっていました。
また、我が家に来たころは『なんでも食べたい』といった様子でしたね。成長してからは人の食べ物には興味を示さなくなりましたが、トライアルで初めて来たときからムシャムシャ食べていたので、よっぽど野良猫時代に食べ物に苦労したんだろうなと思います」
3才になった愛猫たちの様子

飼い主さん:
「ココは人に媚びない、“我が道を行く”タイプです。一緒に寝てくれますが、それは寒い冬だけ……。たまに父の部屋で寝ることがありますが、気分で動いているようです。
ロコは食いしん坊で臆病な性格。大きな音や顔が近づくのはいまだに苦手です。私を“主人”と思っているようで、まるで忠犬ハチ公のように私について回っています」

「2匹とも元気があり余っていると、夜中に誰もいないリビングを走り回って遊んでいます。どちらか1匹がいないと探しているので、やっぱり2匹一緒にお迎えしてよかったなと思いますね」
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年1月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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