猫が好き
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交通量の多い山道で子猫を保護→「病気のデパートだった」子猫は約1年後、見違えるほどの“美猫”に!

飼い主さん:
「大型トラックもたくさん通る交通量の多い山道を走行していると、道路に白い塊が落ちているのが目に入りました。最初は『ゴミ袋かな?』と思ったのですが、近づくごとにそれが子猫だとわかりました。
用事の時間も迫っており、車にキャリーなども積んでいなかったので少し迷いましたが、『このままでは確実に車にひかれる』と思い、道路脇に車を停めて子猫のもとに走りました。私が近づくと子猫は驚き一度山の中へ逃げてしまったのですが、好奇心旺盛なコだったのか、またすぐ出てきてくれたので素早く保護できました」
保護した直後のちまきちゃんの様子

飼い主さん:
「猫カゼがひどいのは見てわかりましたが、先生に診てもらうと体中シラミとノミだらけでした。それから全身毛刈りをして薬用シャンプーをする日々が続き、ようやくよくなったと思ったら次は真菌症になり、それと並行しておなかの中に回虫がいたり、耳の中に耳ダニがいたりと、ありとあらゆる寄生虫に悩まされました」
保護してから半年ほどはさまざまな病気にかかり、「気の抜けない日々」を送ったという飼い主さん。
飼い主さん:
「我が家には先住の猫やウサギ、シニアの大型犬などがいたのですが、ちまきが一番通院歴が多いです(笑)ただ、シャンプーも投薬も目薬も、とてもお利口さんだったので助かりました。猫カゼの後遺症で左目は白濁していて、涙がとても多く目薬が欠かせませんが、今は元気いっぱいですよ!」
1才半になったちまきちゃん

飼い主さん:
「保護した当初はどうなることかと思いましたが、持ち前の明るさと人なつっこさで、今では我が家に欠かせない大切な家族になりました。私も夫も、ちまきからかなりの癒やしと幸せをもらっています。一緒に暮らすほかの猫にちょっかいばかりかけるような、“イタズラっ子”な一面もあるんですよ」

取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年1月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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