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「よく無事に育ってくれた」 夜の散歩中、鳴き続けていた生後1〜2週齢の子猫を保護→心配な時期を乗り越え立派な2才に!

ししゃもちゃんは、飼い主さんが保護したコでした。この写真は、生後1〜2週齢ごろの保護当時のししゃもちゃんです。体重はわずか183gで、飼い主さんの手の中にすっぽりとおさまるほどの小ささでした。
「無事に育つだろうか」と心配な時期を過ごしたというししゃもちゃんですが、飼い主さんのもとで健やかに成長し、現在は2才のおとなの猫に。どのようなコに成長したのでしょうか。
心配な時期を乗り越えて、現在2才に!

ここまで立派に成長したししゃもちゃんですが、保護してからしばらくの間、とても不安な日々が続いたといいます。ししゃもちゃんを保護した当時の様子、保護してから大変だったこと、現在のししゃもちゃんについて、飼い主さんに話を聞きました。
ししゃもちゃんとの出会い

声のするほうを探し回ると、その“声の主”が知人宅の庭にいることがわかりました。知人に事情を話して庭に入る許可をもらい、飼い主さんは急いで子猫を保護することに。
その子猫が、当時生後1〜2週齢だったししゃもちゃんでした。
「知人の話では、その日ししゃもは昼間から一日中鳴き続けていたそうです。すぐに動物病院へ連れて行き診てもらったところ、ししゃもの体は全身ノミだらけ。先生には『あと1日遅かったら助からなかっただろう』と言われました。
あの日、散歩をしていてししゃもの鳴き声に気づくことができてよかったと心から思いました」

家族にお迎えしてから、心配な時期も

食が細く、ミルクも離乳食もうまく食べられなかったししゃもちゃんは、動物病院の先生から「このままだと無事に成長できるかわからない」と言われるほど、深刻だったそう。


ししゃもちゃんって、どんなコ?

また、「喜怒哀楽がものすごくはっきりわかるタイプ」だといい、飼い主さんと遊んでいる最中に妹猫・さんごちゃんが乱入してくると、すぐにすねてしまうのだとか!

飼い主さん:
「ししゃもは子猫のころから人の肩の上が好きで、よく乗っかっています。まだ自分を子猫だと思っているんだと思います。甘えるときに人の腕を抱えてたり、毛布を“ふみふみちゅっちゅ”しちゃう行動も、子猫のころからずっと変わりません。とってもかわいいです」
健やかに成長しているししゃもちゃんへの思い

飼い主さん:
「本当によく無事に育ってくれたと思います。子猫を“乳飲み子”から育てるのは初めてだったので、毎日体重が減らないかヒヤヒヤしていました。今では逆に、これ以上体重を増やしちゃいけないとヒヤヒヤです(笑)
これからも、人が大好きでお返事上手な元気いっぱいのししゃもをずっと見ていきたいです」
取材・文/山田リタ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年2月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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