猫が好き
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「母猫が守った命」を保護し家族に! 親族からも愛される猫に成長した“現在のお部屋”にクスッ

飼い主さん:
「開封後に放置していたダンボールがあったのですが、在宅ワーク中に気づいたらインしていました。あまりにも満足そうに入っているので、写真を撮って別居の母に送ったんです」
すると、お母さまから「捨て猫?」という返信が!
飼い主さん:
「母もゆきちゃんが大好きで、すきあらば自分のものにしようとするんです(笑)」
そして、さらに「確かに捨てられています!保護します!」というメッセージが届いたのだとか。
最初は「ゆきみのお家」とだけ書いた飼い主さんですが、捨て猫ではないことをアピールしたくて、「※捨ててません」の文字を書き足したといいます。
改めて「※捨ててません」ダンボールを見た感想は?

飼い主さん:
「自分で書いておきながら笑ってしまいました。子どもの頃、家族に自分のおやつを取られないようにと名前を書いたのを思い出しました(笑)
ただ、『※捨ててません』の注意書きは、私と保護猫であるゆきみにとって意味があるものだったと思っています」
保護猫団体より譲り受けた命、母猫の行動に心が打たれる

飼い主さん:
「保護猫団体のホームページを見て、ゆきみを見つけました。3月の寒空の下、大きな公園のモミの木の上で3兄妹が猫団子になって震えていたところを保護されたようです。母猫は木の下で力尽きていたと聞きました。『我が子を守るために、暖かそうな木の上まで運んだのだろう』と……」
第一印象は大人しそうに見えたゆきみちゃんですが、迎え入れ初日から緊張しながらも家を探検していたのだとか。
飼い主さん:
「ケージに入れると『出して!』と鳴くので、3日目には同じ布団で寝るようになりました。とにかく甘えんぼうの寂しがり屋でした。
3年たった今も、変わらずに毎晩同じ布団で腕枕をして寝ています。体重が増えた赤ちゃんだと思っています」
ゆきみちゃんが生きているだけで嬉しい

飼い主さん:
「早くに生みの親と離れたゆきみにとっては、私が育ての親だと思っています。
毎日のように大好きという気持ちを表現してくれるので、私も大好きだよという気持ちを素直に伝えようと思います。ゆきみのために頑張ろうと思える存在です」
取材・文/小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年2月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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