猫が好き
UP DATE
新品の靴下にだけ頬ずり!?猫が好奇心に駆られたときの心理とは【ニオイ編】
今回は「ニオイ編」として、猫がニオイから好奇心にかられたときの行動について見ていきます。
4つのシーンを例に、哺乳動物学者の今泉忠明先生が行動から読み取れる「猫の気持ち」を解説!
シーン1:人の新品の靴下を発見して「くんくん→ちょいちょい→スリスリ!」
(赤堀 F コタローくん オス・3才)
理由:嗅ぎ慣れないニオイを自分のニオイで消すため
シーン2:美容院帰りの飼い主さんの頭を「くんくん→ペロッ→ガブッ!」
(北谷 梅ちゃん メス・6才)
理由:刺激的なニオイをより味わおうとしている
「なめる→噛む」と行動がエスカレートしたのは、口に含んでより調べたいと思っているから。
シーン3:焼き魚に「くんくん→ちょいちょい→さらにちょいちょい!」
(大野たつごろうくん オス・3才)
理由:何度も触れているのは、慎重に確認したいから
シーン4:フルーツに「くんくん→ぷいっ→ちろっ!」
(堅田みかんちゃん メス・1才)
理由:それほど魅力を感じなかったのかも
3ステップ目の「ちろっ」は、ほかのおやつがほしいという訴えでしょう。
反応は猫によってさまざまで、まさに十猫十色! 嗅覚や視覚から興味をもったものに対してどんなリアクションを取るのかは、猫のこれまでの経験に左右されます。
対象物についてもっと知りたいと思う猫もいれば、危険だと感じる猫も。その反応に、猫の個性が表れています。
*猫が口にすると健康を害する恐れもあるので、人の食べ物にはなるべく近付けないようにしましょうね!
(監修:哺乳動物学者 今泉忠明先生)
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE