猫が好き
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「猫と暮らしたい」という息子さんの強い思いから、保護子猫と家族に→“兄妹”のように一緒に成長する姿にほっこり
お迎えのきっかけは、飼い主さんの息子さんでした。猫好きだという小学生の息子さんは、昨年の秋頃から「猫と暮らしたい」とずっと言っていたのだそう。
飼い主さんは「一時的なものだろう」と思っていたそうですが、息子さんの様子を見ていて、次第に「猫と暮らしたいという気持ちは本気なんだ」と思うようになったのだとか。
ナナちゃんを迎えるために、息子さんは「ポイント制のお手伝い」を一生懸命していた
そんなある日、インターネットで里親募集をしていた生後1カ月のナナちゃんを見つけたといいます。ナナちゃんとの出会いについて、飼い主さんはこのように話しています。
「掲載されていたナナを見て、息子が『このコがいい』とナナを選んだんです。『4月3日生まれだから、4+3=7(ナナ)』と、名前も息子が決めました」
普段の息子さんはゲームばかりしていたそうですが、ナナちゃんのためにお手伝いを頑張る息子さんを見て、飼い主さんは息子さんの成長も感じていたようです。
「家族が大好き!」なコに成長中
「夜もベッドの上のカゴの中で朝まで爆睡しています。そのような姿を見ると、『このコは自分のことを人間だと思っていて、もしかしたら背中のファスナーを開けたら人間が出てくるんじゃないかな?』と思うことがありますね」
「息子は小学校に行くときに、『今日は6時間だからちょっと遅くなるよ。ごめんね』などナナに声をかけています。帰ってきたときには、汗びっしょりで暑くても必ず抱っこして『ただーいま』って言っています。
ナナへの言葉が毎回とても可愛くて、見ていて癒されますね」
家族にとって、ナナちゃんはかけがえのない存在に
「夏休みに、ナナを迎え入れる前に予約していた旅行に行ったんです。その間、ナナは知人に預かってもらっていたのですが、旅行から帰ってきていつも迎えてくれるナナが家にいなくて、息子が大泣きしてしまって……。いないと頭でわかっていても、体が反応してしまったのでしょうね。私もつられて泣いてしまい、ナナの存在の大きさを感じました。
ナナには、家族になってくれてありがとうの気持ちでいっぱいです。これからも健康で幸せに暮らせるようにしてあげたいです」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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