猫が好き
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飼い主とずっと手を繋いで寝たい猫、手を離してみると→可愛い反応に「なんて愛おしいんだ」「涙が出ます」
寝るときには、飼い主さんの枕元に来るのが習慣になっているというコミちゃん。いつも飼い主さんのほうに前足を一生懸命伸ばしてくるので、飼い主さんが手を握りながら眠っているそうです。
撮影時は、飼い主さんの近くに弟猫・サクくん(取材時1才2カ月)もいたため、ずっとコミちゃんと手を繋いでいるわけにもいかず、飼い主さんはそっと手を離すことに。
甘えん坊な姿に胸キュン!
飼い主さんによると、コミちゃんのこの甘え方はたびたび見られるのだそう。飼い主さんがこの行動を初めて見たのは、コミちゃんがまだ子猫で、保護施設からお迎えして1カ月ほどが経った頃でした。
まるで赤ちゃんが親の指を握るような行動にも見えて、飼い主さんは「かわいいねえええええ!」と思わず声を出しそうになったといいます。
さらに、想像以上の反響もあったようで……。
「先日、職場でこのアカウントのことを明かしたところ、SNSで繋がっていなかった同僚や、その友人なんかが私の投稿とは知らず投稿を見てくれていたんです。『この動画見たよ』『私の友達もいいねしてた!』と言っていたことに、SNSやネコパワーのすごさを感じました」
愛猫たちはどんなコ?
また、明るくて甘えん坊なコミちゃんを象徴する、こんなエピソードも。
「動物病院を幼稚園か何かだと思っているのか、クレートにも率先して入り、診察台の上でも先生にのどを鳴らして甘えています。
先生が肺や心拍を確認するために聴診器を当てながら『ダメだ、ゴロゴロ音ばっかり聴こえるなぁ』と笑っていたのは、印象的でした」
また、いろいろなものに興味を示すコのようで、外から聞こえる電車の音や子どもの声、雨の音を聞きながら不思議そうに周囲を見渡したり、鳥の鳴き声に返事をするような姿を見せたこともあったのだそう。
そんなサクくんの反応を見ると、飼い主さんはとても愛おしい気持ちになるそうです。
愛猫たちは「可能性や責任感を与えてくれる存在」
2匹の愛猫は、飼い主さんにとってどのような存在なのでしょうか。
「コミちゃんもサクちゃんも、ブリーダーから放棄されて保護施設にやってきたコたちでした。保護されるまでの2匹の境遇を思えば、私に起こる大抵のことはどうってことはないと思うことができます。
2匹と向き合う時間のなかで、動物愛護だけでなく保護施設の運営のあり方、SNSの使い方など、『自分ごととして何かできないだろうか』と考えるようになりました。
そういう意味でも、2匹の存在は私に可能性や責任感を与えてくれた、人生で最も大きな出会いだったと思っています」
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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