猫が好き
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家族になるきっかけを作った息子さんと「3週間ぶりの再会」を果たした保護子猫 「大好き」で溢れた光景にキュンとする
体を一生懸命伸ばして、息子さんの顔に自分の顔を近づけようとしている、もずくくん。なんともほっこりする光景には、Instagramユーザーから「素敵な兄弟にキュンです」「大好きで溢れてる」「鼻にチュッしてるのめちゃくちゃ可愛い〜」「仔猫の可愛さは反則」「天使」などのコメントが寄せられ、反響を呼んでいました。
息子さんのおかげで、保護猫だったもずくくんと家族になれた
「ホームページを見ながら、『こんな可愛い子猫がいるよ』って旦那さんと話していましたが、私はひとりで見学に行く勇気もなく、1週間が経過…。
そんなときに、県外に住む大学生の息子がたまたま帰省したんです。『この子猫可愛いでしょ』って写真を見せたら、息子が『明日会いに行こう』と言ってくれたので、見学に行くことを決めました」
そのときに、息子さんから「今決めんと、次来たときはもういないよ」と背中を押され、飼い主さんはもずくくんと家族になろうと決意します。
しかし、お迎えするにあたり審査があるため、結果がわかる前に息子さんは再び県外の自宅へと帰ってしまったのでした。
久々の再会を果たしたもずくくんと息子さんの姿を撮影したときのことについて、飼い主さんは次のように話しています。
「もずくと息子はいっぱい遊んで一緒に寝て、お互い大好き同士です。家を出てひとりで頑張っている息子が、もずくとじゃれ合って笑顔になり、優しい顔をしていました。とても嬉しくて心があたたかくなりましたし、息子にとっても癒しの時間になってよかったです。
息子は帰るときに名残惜しかったようで、最後にもずくに『ちゅ〜る』をあげて、『忘れないでね、またね』って言って帰っていきましたね」
現在、息子さんは社会人になったために以前ほど帰省ができないようですが、もずくくんも息子さんの帰りを心待ちにしていることでしょうね。
おとなになったもずくくん 現在はどんな様子?
子猫時代は甘えん坊で“かまってちゃん”で、やんちゃな一面もあったようですが、1才半頃に同じ市の動物愛護センター出身の弟猫・つくしくん(取材時、生後6カ月)を迎えたことで、もずくくんはすっかり“お兄ちゃん猫”に!
家にお客さんが来たときなどは“しっかり者の優しいお兄ちゃん”だというもずくくんですが、家族だけになると「母さん、抱っこ〜」と甘えん坊になるそう。
「母さんの抱っこだけは、弟のつくしにも譲りません!」とのエピソードもあり、飼い主さんはそんなもずくくんのことが可愛くて仕方がないようです。
もずくくんたちは「夫婦の未来を変えてくれた」
「長男と長女が続けて家を出ていき、50才になり子育てが終わりました。体はだるいし何をするのもめんどくさくなって老いを感じていましたが、そこにもずくを迎えて一緒に楽しく生活していくうちに、元気になったような気がします」
「夫婦の会話は増えて喧嘩は少なくなり、ふたりで『第2の子育てならぬ“猫育て”』をしている感じで、猫育てをしながらもずくとつくしに癒しをもらっています。
夫婦ふたりの寂しい未来を変えてくれたもずくとつくしには、本当に感謝しています」
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