猫が好き
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コマオー、僕を幸せにする!責任を伴う猫との暮らし ~古坂大魔王とコマオーの猫コラム #12~
早いもので、とうとう最終回になってしまいました。
最後は僕が考える「猫と暮らすことの良さ(素晴らしさ)」について語りたいと思います!
不自由もある、それがいい
だけど、世の中から何もルールがなくなってしまったら、一人ひとりが好きなように、自由に行動して、その結果、世の中は大混乱になってしまうと思います。やっぱり自由という権利の裏には、必ず「責任と義務」が伴うと思うのです。
猫との生活も同じで、猫はかわいいし、一緒にいると楽しい!けど、その権利を得られる分、猫の世話をすること、つまり責任や義務も必要なんです。
自分がどんなに疲れていても、世話の時間を省く事はできません。
猫も生きていますから、毎日の食事やトイレの世話など、一緒に暮らす上で、僕たちにはたくさんの義務と命への責任があります。
猫もそれをわかってくれていて、手をかけてあげればその分、猫も懐いてくれます。
さらに言うと、猫が懐いてくれないと感じていたら、まずは自分が猫を「愛する」ことから始めた方がいいということ。「愛する」こととは、猫に関する正しい「知識」と愛猫に対する「興味」だと僕は思います。
例えば、バリバリと爪研ぎをする時は、爪が伸びていることもあるし、「かまって」のサインだったりもするし、いろいろな意味がありますよね。それらを考えて、猫の気持ちに気付いてあげること。
ちゃんと正しい知識を得て、常日頃から興味を持って接していれば、猫との関係性はとても素敵なものになるし、懐いてくれます。
死もあるから、生もある
コマオーの死を考えると、僕はいつも気分が沈み込んで、いつの間にか涙が溢れてきてしまいます。
ウチの場合、ベビ魔王が最初に触れる身近な「死」は、コマオーじゃないかと思うんです。
悲しい事ですが、これから成長していくべビ魔王には、とても大切な経験になると信じています。
でも、そういう事に触れるからこそ人は「強く育つ」し、死を感じるからこそ「生きている」ことも感じて、命や自分の人生を大切に出来るようになるんじゃないかと思うんです。
猫って、温かくて、柔らかい
僕が最高の癒しだと思うのは、猫に触れている時。
猫って本当に体が柔らかくて、温かいですよね。それって、母親に抱っこされていた時のような、優しい感じに似ていると思うんです。だからこんなにも心地いいし、惹かれちゃうのかなって。
この「柔らかさ」って、つまり「幸せ」だと思うんですよね。
猫はHomeを与えてくれる
その時、そこに応えてくれる"誰か"がいるってことが、こんなにも大切なんだと感じたんです。
まさに「Home」、つまり帰るべき家ってこういう風に出来上がっていくんだって気がしました!
それに夫婦や家族の中にも猫がいるってすごくいいなと思います。ちょっと険悪な雰囲気になっても、猫のおかげで空気が和らぐんですよね。子は鎹(かすがい)ってよく言いますが、猫も同じだと思います。
ありがとうございました!
これまでコマオーと僕にお付き合い下さって、ありがとうございました!
1973年生まれ。青森県出身。お笑い芸人、プロデューサー。大ヒットしたピコ太郎のプロデューサーでもある。
Twitter: @kosaka_daimaou
★古坂大魔王プロデュース ピコ太郎「PIKO 10 PROJECT」
YouTube限定で、毎週水曜日に新曲MVを公開中!
PPAPA (完PAPA宣言) Interpreted by Miho Hashimoto / PIKOTARO (ピコ太郎 通訳 橋本美穂)
さだまさしさんの「関白宣言」の替え歌カバーで、お腹の中にいる赤ちゃんの心境を歌った「父の日ソング」
編集/馬場愛子(ライター)
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