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猫の譲渡会に行ってきました【いぬねこボランティア部 活動報告】
譲渡会でボランティアができることは?
譲渡会当日、ボランティアの方がしていること
今回の譲渡会では、「保護主」の方が参加されていました。「保護主」とは、文字通り、猫を保護した方で、その猫に対する責任を持っている方のことです。新しい家族が見つかるまで責任をもって保護されています。
当日は、譲渡会に来た里親希望の方に、保護した猫の性格などを丁寧に説明されていました。実際に保護している方がその猫に一番詳しいので、質問に対する説得力が違います。里親希望の方も熱心にお話を聞かれていました。
保護主以外のボランティアの方も数人いらして、里親希望の方からの質問に答えたり、具体的に迎え入れたい猫がいる里親希望の方へ、譲渡条件の詳細について、文書や口頭で確認をされていました。
今回取材した「みなとねこ」さんによると、過去に猫を飼ったことがあるかどうかよりも、里親希望の方の住環境の確認をするほうが、よりよいマッチングとなることが多いそうです。
たとえば、小さいお子さんがいるご家庭の場合、生まれて間もない猫や、神経質な猫にとってはストレスになることもあります。
ボランティアの方はこのような知見をお持ちのうえで、保護した猫・里親さん双方にとって幸せな組み合わせを真剣に考えていらっしゃいました。
譲渡会を支える「預かりボランティア」「搬送ボランティア」とは
「預かりボランティア」とは、保護した猫を一時的に預かるボランティアのこと。保護主さんから依頼を受けて、一時的に預かることが多いそうです。保護主さんだけでは預かる数に限界があるので、預かりボランティアさんは多いほど、救える命も増えるということになります。とても重要なボランティアだと痛感しました。
また、「搬送ボランティア」も大事な役割を担っています。「搬送ボランティア」さんは、譲渡会の会場への送迎をされていて、当日も、譲渡会終了後、どこからともなく搬送ボランティアの方があらわれて、手際よくケージを運んでいました。
「搬送ボランティア」は、里親が決まった猫を里親さんのもとまで連れていったり、不妊去勢手術のために動物病院へ送迎したりする活動も行っているとのこと。
保護猫を引き取ったり預かることができなくても、こういったお手伝いの仕方もあるのですね。
人と一緒に暮らせない猫を1匹でも多く減らす活動に向けて
わたしたち「いぬねこボランティア部」もできることを考えていければと思っています。
今後も不定期ですが、活動内容を報告してまいります。この記事をご覧になった皆様の感想もよかったらお聞かせください。
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