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海で溺れかけていたところを保護された推定生後3週間の子猫→わずか1年で美しく成長! 「モデルみたいな凛々しい姿」に惚れ惚れする
元保護猫の月くんは、飼い主さんの会社の方によって保護されたそうです。ある日、その方が港を散歩していたときに海から「ピーピー」と鳴き声が聞こえ、海を覗くと月くんが岸壁にしがみついていたといいます。体は波を被っており、人間の手が届かない場所にいたそうですが、近くにあった板や長い棒を使って月くんは無事に救出されました。
飼い主さん:
「もし散歩に行かなかったら、あと1分でも遅かったら、そして月くんが必死に鳴いていなかったら、誰も海の中に子猫がいるなんて思いもしませんでした。たくさんの偶然が重なり救われた命だと思います」
飼い主さん:
「母猫と離れて、たった1匹で冷たい海の中から必死に鳴き声をあげて波に耐えてた月くんの生きようとする力を思ったときに、助かった命を何としてでも守りたいと思いました。数年前に亡くした愛猫と同じ毛色にも運命を感じ、出会えたことに意味があると思いました」
こうして飼い主さんに迎えられた月くんは、その後どのように成長したのでしょうか。
「モデルみたいな凛々しい姿」に成長!
飼い主さん:
「片目が塞がってたコがこんなに綺麗な色の瞳になって、わずか1年で想像以上に美しく成長しました。凛々しい姿はモデルみたいで惚れ惚れします。すっかり“大人猫”の風格になりました」
飼い主さん:
「見た目の成長は、やっぱりこのモフモフの毛並みです。保護当時も『長毛さんかな?』と思いましたが、生後1カ月半頃に真菌症になり毛が抜けていき、心配しました。治療を終えた後は、成長とともにフワフワの立派な長毛猫になりました」
飼い主さん:
「治療で隔離生活が長引いた分、月くんも成長していたので対面は慎重に進めましたが、しばらくは2匹とも『シャー』を連発していました。先住猫たちが月くんを受け入れて、“鼻チュー”したり側で過ごしたりしてる姿を見たときは、胸がいっぱいになりました」
「先住猫の2匹がいてくれるおかげで、猫同士の触れ合いの中で色んなことを経験しながら、月くんは成長してくれていると思います」
月くんってどんなコ?
飼い主さん:
「持って生まれた性格なのか、一緒に過ごす2匹が大人しいからなのか分かりませんが、人に対しては今まで一度も怒ったり猫パンチしたことがなく、『シャー』も聞いたことがないです」
飼い主さん:
「甘え上手な一面もあります。撫でられるのが好きだけど、満足したらスッとどこかへ行く、そんなマイペースなところも猫らしくていいなと思う魅力の一つです」
月くんへの現在の思い
飼い主さん:
「子猫の可愛さをたくさん見せてくれてありがとうの気持ちです。これからも月くんが猫らしく自由気ままに過ごせるように見守ります。そしておじいちゃん猫になるまで、お世話をさせてほしいです」
最後に、月くんを含めた3匹の愛猫たちへの現在の思いについて、飼い主さんはこのように話していました。
飼い主さん:
「『幸せにする』とうちに迎えた日から、私にとって猫たちとの暮らしは癒しそのものです。幸せにしてもらったのは私の方ですね。これからもみんなが元気でご機嫌な毎日を過ごしてほしいです」
写真提供・取材協力/@tom106akmさん/Instagram
取材・文/COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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