猫が好き
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野良猫を助けたことがある猫飼いさんは約4割 経験者が語る当時の状況に驚き
約4割の人が、野良猫を助けた(保護した)経験アリ!
どのような経緯で野良猫を保護した?
ダンボールの中に…
- 「ダンボールで捨てられていた、家の庭にうずくまっていた、スーパーの駐車場で帰り際についてきた。いずれもすぐに保護し、病院で検査、治療を行った」
- 「ダンボールのなかに生後1カ月位の仔猫が1匹入ってた。その日から家猫として迎え入れる」
- 「早朝、柴犬の散歩に公園へ出かけたところ、段ボールに入れられた子猫4匹を見つけました。やっと目が開いたくらいの子猫で、鳴いているのは1匹で、残りはぐったりしていました。ホームセンターの開店と同時に子猫用ミルクと哺乳瓶を購入。弱ってて最初はミルクをほとんど吸えなかったけど、根気よく繰り返すと、2日ほどで元気になってくれました。
まだ自分で食事もトイレもできないような子猫4匹のお世話は初めてでした。子猫を見つけた時に散歩していた柴犬が子猫育てに協力的で、子猫のおしりをなめてトイレのお世話は全部してくれました。元気になった子猫は、2匹一緒に新しい家族とご縁があり、あと2匹は我が家で暮らしています。最初はどうなるかと不安でしたが、無事に育ってくれて今ではかけがえのない家族です」 - 「まだ、生後数週間程。目も見えていないくらいで夏休みの子供達のラジオ体操会場にダンボールで捨てられており、猫風邪、ノミあり。保護し病院へ。その後そのまま家の猫に」
鳴き声が聞こえて…
- 「家の前で大きな声で鳴いてた子猫を保護しました」
- 「職場の倉庫の裏で、母猫を探して泣いていた子猫(生後1カ月前後)を箱に入れて自宅に連れて帰った。そのまま、うちの子になりました」
- 「物置の下で鳴いていた子猫を餌(既に猫を飼っていた)でおびきよせて保護。そのままうちの子になりました」
- 「ゴールデンウィーク中の大雨の日に家でテレビを見ていると、猫の危機迫った鳴き声がかすかに聞こえてきた。お隣は空き家で、その家の溝に子猫が落ちて、母猫はいたけど、溝に水が激しく流れているのと、グレーチングの蓋で手出しできずにお互いが鳴きあっていたらしい。
子猫を助けたけど、母猫は私たちにビックリして逃げてしまい、まだ(推定6週)小さい子猫を濡れたまま寒い雨の中置いとく訳にもいかず、そのまま保護。そして、すっかり愛着もわいて、我が家の家族となりました。初めて猫を飼うので、最初は毎日ワタワタしながら、ネットで調べたり、猫を飼ってる友達に聞いたりしながら過ごし、今や家族みんなドップリ猫好きとなってます」
家に通っていた野良猫を保護
- 「生後3カ月くらいの子猫が職場の外にいつも来るようになり、餌をあげて、その間に飼い主になってくれる人を探していたが見つからず。冬の寒さも厳しくなってきたので我が家に保護して今は2匹の先住猫と仲良く暮らしています」
- 「昨年親子で庭に住み着き、開けっ放しの長屋の中で寒さをしのいでいたのですが。ある日、母猫失踪。子猫3匹置き去り。ちょこちょこ餌もあげていて、そこそこ慣れていたので、そのまま保護して飼っています。その親子についてきた、姉猫も一緒に保護しています」
- 「庭のプランターの中で出産。その後母猫と子猫を飼っています」
- 「家の周りにいた野良猫でいつもケンカしているようで怪我が絶えなかったが、ある年のお正月過ぎ家の敷地でうずくまって痛そうにしていて。よく見たら喉元がえぐれていて苦しそうだったので、捕獲大作戦でようやく捕獲して病院に連れていき、触れない子だったが2年くらいしたら顔を覚えてくれて抱っこはできないけど少し触らせてくれるようになった。今年の1月天に召されてしまいました。骨はロケットに入れて持っています」
- 「引越し先の地域に住み着いていた猫が毎日のように我が家に来訪してきていたが、ある日大怪我を負って来たのでコレは我が家に迎え入れようという事で家族になった」
危険な状態だったところを運良く保護
- 「道端の水溜りでカラス二羽が何かを突いていたので、見たら子猫だったのでカラスを追払い、子猫を捕まえて動物病院につれていき診察してもらい家の子になりました」
- 「暑い日、普段通らない道で買い物へ行く途中の川の草むらに小さい塊発見! 近づいても逃げず、頭からは大量の膿でぐちゃぐちゃ! 車にたまたまあった段ボールに入れ慌てて病院へ! 病気かケガかも分からず…生きるかも分からないと言われ自宅へ連れて帰りました。少しずつ元気になっていき、今も我が家で元気に生きてくれてます」
- 「職場の駐車場でエンジンの中に入っていたのを車の持ち主が見つけ会社に連れてきたのを引き取った。今18才くらいかな」
- 「保育士をしています。職場の近くのゴミ捨て場で保護者の方が『ゴミ袋の中に猫が入ってる!』と大慌てで教えてくれました。見ると閉められてる袋の中に小さな猫が。すぐに保護し、一度保育園に連れて行き、当時同居していた妹に連絡。就労後、迎えにきてくれた妹と連れて帰り病院へ直行。そのまま我が家の猫になりました」
- 「カラスに追いかけられている親子猫を発見。産まれたばかりの仔猫をお引っ越しさせている野良猫一家でした。周辺の飼い猫でないことを確認して、餌やりさんを突き止め、その方と一緒に親猫の不妊手術と仔猫6匹の保護をしました。仔猫は無事全員里親さんへ引き取られ幸せに暮らしています」
- 「2020年9月29日の朝、会社へ向かっている途中で道路脇にいるのを発見。大声で鳴いてはいるけど、その場から動く気配がありませんでした。出社の時間が迫っていたので、後ろ髪を引かれつつもその場を後にしました。ですが、気になりお昼休憩中に戻って見ると、その場から動かずに道路脇の塀に寄りかかっていました。
すぐにその日休みで家にいた旦那に連絡してキャリーケースを持ってきてもらいました。ご飯をあげてなだめつつ、捕獲し病院へ連れて行ってもらったところ、事故にあい骨盤を骨折していました。幸い背骨は無事でしたので、ひと部屋保護猫ちゃん専用にして隔離と安静。10日程経つと自力で立ち上がれるようになりました。1カ月経ち、血液検査の結果エイズと白血病ともに陰性だったので、家の中を自由に歩きまわれるようにしてあげました。うちにはすでに4匹の猫達がいて、仲良くなれないようなので里親を募集しているところです」
新しい飼い主のもとへ
- 「1匹だけでずっと鳴いている子猫を助けました。最初は逃げてばかりでしたがニャーと鳴き真似をした途端にダッシュで近づいてくれ、保護しました。家では飼う匹数を決めていて飼えないので、調べていたボランティア保護団体に預かって頂きました。その後1カ月くらいでお家が決まり、今では幸せに暮らしているようで団体様には感謝です」
- 「真夏に子猫1匹が家と塀の間にいて鳴いていて、3、4時間たってもそのままで鳴き続けていたので保護して、猫飼ってる友達に一旦引き取ってもらい、後日里親を探して飼ってもらいました」
- 「ごみ捨て場に捨てられていて、あまりに鳴き声がするので見に行ったら、生まれて間もない子猫がいたので、急いでタオルにくるんだ。我が家には、すでに2匹いるので、どうしようかと思っていると、次々に人が集まって来て、30分ぐらいしたら、家で飼いますと言ってくれた人が出てきたので、その場に集まった人皆でカンパしたり、一番近くの動物病院を教えたりしあって無事保護されていった」
- 「ほとんど捨てられていた子猫を保護して我が家に迎えました。あと野良ちゃんが家の庭で子猫を産み、保護して里親さんに迎えてもらいました」
- 「親猫が来るようになり、ある日突然子猫5匹を連れて家のベランダで過ごすようになった。冬が迫っていたので、とりあえず家の中に入れ、その後保護団体の譲渡会を通じて譲渡した」
保護してすぐに亡くなってしまったケースも
- 「娘が夜、団地の道の真ん中でうずくまって、動かない猫を発見。どこかの飼い猫かもとしばらく様子見ていたのですが動く気配もないので保護。餌も食べず見た感じすでに危ないようだった。一晩様子を見ていたが、その日の夜に亡くなってしまいました。保護猫を迎えたばかりだったので、我が家の猫と重なってしまいとても可哀想だった」
- 「道路でひかれていました。夜間救急に連れて行きましたが、次の日なくなりました」
- 「かなり衰弱していて、連れて帰ったが次の日の朝亡くなっていた」
今後みなさんも、野良猫を保護する場面に出くわすかもしれません。そのときに覚えておいてほしいのは、「猫を拾った(保護した)時点で、その猫への責任は拾った人に生じる」ということ。動物病院につれて行っても無償で治療してくれるものでもなく、病院に預けた場合にも料金が発生します。
野良猫を保護したときにどのように行動すればよいかは、下記の参考記事も読んでみてくださいね。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/宇都宮うたこ
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