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子猫を拾った(保護した)ときにすべきこと~病院に連れて行く、排泄・ミルクなどお世話、先住猫がいる場合

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子猫を拾った(保護)したとき、どのような行動をとればいいのでしょうか?それが生後間もない赤ちゃんだった場合、拾った人の手に、その子の命がかかっている場合もあります。小さな命を救うために、どのようなことが必要なのかまとめました。

1. 子猫を拾った(保護した)ときに、知っておいて欲しいこと

猫を拾う(保護)した時点で、その猫への責任が拾った人に生じます。そのままどこかの施設で引き取ってくれるわけではありません。保健所に連れて行けば殺処分されることがほとんどだということを知っておいてください。

動物病院でも無償で治療してくれるものでもないですし、預けた場合でも料金が発生します。ですので、子猫を見つけた際には、その猫を飼える、もしくは何とかして里親を探し、それまでにかかる費用は責任をもって負担するという覚悟をもって保護しましょう。

今は猫ブームということもあり、子猫の里親探しはネットワークが充実しています。誰を頼ればわからないときは、動物病院のスタッフに相談してみましょう。

2. 子猫を拾ったときに、まずすること

※写真はアプリ「まいちにのねこのきもち」に投稿いただいたものです。

子猫を拾ったら、まず家に入れ、子猫の状態を確認し、先住の猫がいてもいなくてもダンボールやケージに入れ隔離しましょう。ノミやダニ、おなかの寄生虫を持っている可能性があるからです。

次に水や猫用のミルク、キャットフード(子猫用の缶詰)を、平たい器に入れて近くにおいて見ましょう。家での食欲や動き方、目脂や鼻水の有無を確認します。また、眼は開いているのか排泄は自力でできるのか(生後2ヶ月くらいまでは介助がないと排泄できません)ということも確認します。

ノミやダニがついていたり目やになどがある場合は人にうつる可能性もありますので、触った後は手を洗い、噛まれたりしないように注意しましょう。

3. 病院に連れて行くときに、気を付けたいこと

※写真はアプリ「まいちにのねこのきもち」に投稿いただいたものです。

家での様子が元気そうで特に問題がなさそうであっても、必ず動物病院には連れて行きましょう。もちろん、「ぐったりして動かない」、「餌を食べない」、または「まだ眼も開いていない」、「自力で排泄ができない」ということであれば、早急に開いている動物病院に連れて行きましょう。その際、順番を待っている間に急激に悪化することもあるので、受付で子猫の様子を看護師に確認してもらいましょう。

動物病院に連れて行くときは、猫用のキャリー、もしくは蓋が閉まるダンボールのようなしっかりした箱に入れていきます。また、子猫が弱っていたり、寒い時期の場合は、子猫の体温は急激に下がります。ペットボトルにお湯(40度~60度くらい)を入れたものをタオルで巻いた「即席湯たんぽ」を入れてあげるといいでしょう。子猫が元気そうで数日家で様子を見れそうな場合は、便を持参して便検査を受けましょう。

4. 動物病院受診後にお家でするお世話

※写真はアプリ「まいちにのねこのきもち」に投稿いただいたものです。

動物病院で月齢にあったお世話の方法を教えてもらえるはずです。教わったようにうまくできない場合は、動物病院にしばらく通っても良いでしょう。まだ授乳が必要な場合は毎日必ず体重を測りましょう。1日でも体重の増加が見られない、もしくは減っている場合は早急に受診しましょう。

また、自力排泄ができない場合でも、できている場合でも、半日以上尿が出てない場合も、早急に受診しましょう。排便は数日見られなくても問題ありませんが、おなかが張ってくるようであれば受診しましょう。

食餌は月齢にあったものが動物病院でもホームセンターなどでも購入できます。基本的には食べたいだけ食べさせますが、体重の増減によっては獣医師に相談しましょう。

5. 先住猫や犬がいる場合、子猫への接し方

先住猫、もしくは犬がいる場合、子猫を動物病院に連れて行き、獣医師の了承を得るまでは完全に隔離してください。獣医師の了承を得られた後は、先住猫、または犬が自ら子猫に近づいてくるまでは、ケージや箱に入れておきましょう。

子猫が元気いっぱいの場合は、閉じ込めたままではストレスになってしまいますので、先住猫、または犬がいない部屋で遊ばせてあげましょう。子猫の存在が気にならなくなりなれてきた様子であれば、少しずつ接触する時間を作りましょう。お互いの存在に慣れ、子猫が高いところまで上れるようになればケージ外でのお留守番も可能でしょう。

この記事は、ねこのきもち相談室の獣医師が執筆しています。

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