猫と暮らす
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ライフラインが途絶えたらどうする? 愛猫のためにも事前の備えを
そこで今回は、電気やガスが途絶えたり、ゴミの回収がなくなったりしたときにどうすればいいのかなどを、愛玩動物看護師の西村裕子さんに伺いました。
電気が使えず真っ暗なときは?
暗闇の中では、愛猫の居場所や様子がわからず不安になってしまいがち。小さくても明かりがあれば心の支えになり、飼い主さんと愛猫、両者の安心にもつながります。
暖房が使えずに寒いときは?
また、湯たんぽは空のペットボトルで代用ができます。カセットコンロで湯を沸かしてペットボトルに注ぎ、タオルで巻けばOKです。ただ、熱湯のままだとペットボトルが変形するおそれがあるので、水と混ぜて60℃程度になるよう温度調節をしてください。
冷房が使えずに暑いときは?
対策としては、持続時間が限られるものの、瞬間冷却材や保冷剤を用意しておく、冷蔵庫に凍ったペットボトルを常備しておくなどです。いざというときは、ケージの中に愛猫を入れ、これらの冷たいグッズをケージの上に置けば、冷気が下に降りてきて涼むことができます。
ゴミが回収されないときは?
ゴミをためたり、指定された場所以外に出したりすることで生じる衛生環境の悪化は、健康にも悪影響です。特に猫の排せつ物を入れたゴミ袋はしっかりと口を結び、悪臭のもとにならないよう配慮しましょう。
参考/「ねこのきもち」2025年3月号『万一のとき「愛猫とおうちで避難生活」ということもあるから 自宅避難の心得』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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