猫が好き
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【体験談】家の中にも危険がいっぱい!猫の「誤飲誤食エピソード」がこわい
約4割の飼い主さんが、愛猫の誤飲誤食を経験!
そこで飼い主さんたちには、愛猫がどのようなものを誤飲誤食したのかを聞いてみることに。そのときの愛猫の様子や、飼い主さんが実践した対応なども合わせて紹介します。
おもちゃなどを…
- 「ネズミのおもちゃ。ほっといてたら飲み込んだらしく、20回ほど吐いて自力で吐き出した。その後も胃腸障害がおこり結局病院に連れて行き治療を受けた。苦しそうだったし、自力で吐き出せなかったら開腹手術とか大事になってたと思うと恐ろしくて、それ以降小さいネズミのおもちゃは封印しました」
- 「目を離した隙に、蹴りぐるみの足(5cmくらいの楕円のフェルト)が消えていました。部屋の中には無いので、噛みちぎって飲み込んだのだろうと推測。猫は至って元気でしたが、少しでも様子がおかしければすぐに病院に行こうと思い、毎日便を分解して確認していたところ、3日後に無事に出てきて心底ホッとしました」
- 「羽根のついたオモチャが好きでよく遊んでいましたが、ふと見たら羽根の部分が丸ごとなくなっていました。猫はケロッとしていましたが、私は即病院に電話して、緊急でレントゲンなどを撮ってもらいました。結果的にお腹の中には見当たらなかったのですが、羽根は部屋のどこにもないので、いまだに謎です…」
- 「ぬいぐるみについていた紐をかみ切られていることに気付き、さんざん探したけれど見つからず、急いで近所の動物病院へ。催吐処置をしてもらったらやはり食べてしまっていた。他にも小さなプラスチックの破片が一緒に出てきた」
- 「ぬいぐるみのしっぽの先についていたフェルトの飾りを食べてしまいました。病院が休みだったため保護主さんに相談し、体調に変化がなくサイズが小さかったので少し様子見しました。翌日便に混ざって出てきました」
- 「壊れたヒモの伸び切ったオモチャが好きで、出しっぱなしにして出掛けて帰ったらヒモが短くなっていた。どこを探してもなく、食べたとしか考えられず、でも猫におかしな様子はなく、病院も閉まっていたので次の日病院へ。普通にゴハンあげてしまったので、こういう時はあげないよう言われました。吐かせてもらったら30cmくらいのヒモが出てきてホッとしました」
人間の食べ物などを…
- 「おつまみのさきいかを少し残った状態で、机の上に置いてトイレに行った時です。すぐ戻るからと輪ゴムで止めずに行ったのが大間違い!さきいかになんか興味ないわ〜なんて顔をしながら、実は狙っていたんですね…トイレから戻ると全部食べられてました!慌てて食べたせいでムセたんでしょうね…10分後には全部吐いてました…おかしいやら、申し訳ないやら…それからは、短時間でも輪ゴムをしたり、冷蔵庫に入れたり、放置しないようにしています」
- 「玉ねぎ入りソース。即病院に連絡して様子を見た」
- 「キッチンに天ぷら油を冷ますため置いていたら、舐めてしまいその後ご飯を食べなくなったため、病院で検査、点滴、投薬をしてもらった」
- 「グレープフルーツをかじって、ヨダレと涙が凄かった。慌てて病院に連れて行きました」
布やヒモ、輪ゴムなどを…
- 「パジャマのウエストのゴム紐を入れ替えていた際、切り取ったゴム紐の本数が合わず、どこを探しても見つからなかったので飲み込んだのでは?!と不安になり病院へ連れて行くが、ゴム紐はレントゲンに写りにくく、『この辺にありそう』という診断しかできず、あとは家で排泄物のチェックをしっかりするのみ。3日後に無事にウンチと一緒に出てきてくれたのでやっと安心できた。愛猫の体調に変化はなく、食欲もいつも通りだったので気のせい?と思いかけたが、少しでも不安があれば病院へ行くべきだと改めて感じました」
- 「タオルケットのふちの部分を食べて吐いてしまい、息も荒く苦しそうにしていたので嘔吐物を持って、すぐ病院に連れて行きました。病院ではレントゲンや・造影剤を使って布を流す作業をしてもらい、造影剤で、食べた布が流れなかった時は、開腹手術と言われ大変でした。ですが、造影剤で布が流れ無事、便として出て安心しました」
- 「輪ゴム。気付いたらなくなっていたので、数日間様子を見て便をチェック。無事出てきた時はホッとしました。一応、獣医師さんにも相談してそうしました」
- 「卵のケースを開けるときに出る切れ端?みたいなのをカミカミしてるなぁと思ったらあっという間になくなっていて誤食したことに気づいた。じゃらしの羽が抜けて拾わなきゃと思ったらペロッと舐めてそのまま誤食した。どちらもすぐに口の中を確認したけど見つからず、病院に電話して指示を仰いだ」
ウンチなどをチェックして気づいたケースも
- 「まだ子猫の頃に、便の中に白いモノが混じっていたので、びっくりして病院に行ったところ、ビニールテープの切れ端でした。本人はキョトンとしていましたが、私は真っ青でした」
- 「遊んでいた紐を噛みちぎり食べてしまいましたが、便と一緒に排出していて気がつきました」
- 「輪ゴムを誤食しました。実は、口にした瞬間は、見ていなかったのですが、ある時、愛猫のお尻から、輪ゴムが半分ほど出ていたのを偶然、目にしました。思わず、ゆっくりゆっくりと、輪ゴムを引っ張って、お尻から出たので、ほっとしたのを覚えています。でも、後から知りましたが、無理に引っ張り出してはよくなかったのですね。無理に引っ張り出してはいけないと知ってからは、気をつけるようになりました」
- 「マスクの紐を噛みちぎり食べていました。毎日、便を見ていたのでその時に気がつきました」
- 「猫じゃらし、髪の毛、普段と変わらず。便を片付けて気がついた」
ほかにも…
- 「減量中で食事の量を減らして、ストレスになってたのかも知れませんが…ジョイントマットを噛んで飲み込んでました。ウンチや嘔吐で出てたのですが、食べた物を嘔吐する様になり、食事をしなくなり病院へ連れて行くと、詰まっていて開腹手術をすることになりました。また食べると大変なのでジョイントマットを撤去しました」
- 「子猫の時、テーブルに置いてあった人間の薬を飲んでしまった。意識がなくなったので夜間救急につれていき、処置してもらった」
- 「ゴミ袋を漁って、自分の食べてるキャットフードの袋を噛んでて、袋の破片を飲み込んだ。2日続けて吐いた中に、その破片が入っていたので、病院に連れて行ってレントゲンを撮ってもらったが、写ってなかったので、様子見になった。その後、吐かなくなって元気に過ごしてる」
- 「ティッシュペーパーを食べてしまった。まさかティッシュペーパーなんて食べるとは思わなかったのでびっくりした」
- 「パンの入った袋の口を止める針金。嘔吐を繰り返したので、病院に行き手術で取り出してもらった」
- 「ダンボールハウスの隅っこをかじって食べてしまうので、気に入っていたので可哀想ですが撤去しました」
- 「プリザーブドフラワーの欠片を食べてしまったかもしれませんが、体調の変化はありませんでした。いじって遊んだだけかもしれませんでしたが、慎重に様子を観察していました」
- 「特別な日だったので、ユリの花を飾っていた。少しかじったようで、よだれを垂らしていたので、病院に連れて行って処置していただいた。花を飾るのは止めた」
幸いにも大事に至らなかったケースも多いようですが、なかには開腹手術をしたという声も。誤飲誤食によって愛猫が苦しんだり、最悪の場合は死に至ってしまうこともあります。猫が食べてはいけない危険なものを出しっぱなしにしないなど、飼い主さんは日頃から愛猫の誤飲誤食対策をしたいですね。
誤飲誤食が疑われるときは、すぐに動物病院に連絡を!
▼参考記事はこちら
文/宇都宮うたこ
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