猫が好き
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多頭飼育崩壊寸前で「これ以上は飼えない」と言われた子猫→新しい飼い主と出会い、幸せな日々を送る
ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、うにくんとの出会いの経緯などについて、飼い主さんにお話を伺いました。
「これ以上は飼えない」と保健所に連れて行かれそうだった

「うには、30匹以上の猫がいる多頭飼育崩壊寸前の家で、5兄弟として生まれました。生まれたばかりで目も開いていない状態でしたが、飼い主が『これ以上は飼えない』と、保健所に連れて行こうとしていたようです。その状況をTwitterで知った方が、情報を拡散してくれて。
私はその情報が気になり、ほかの里親希望者たちと一緒に、うにに会いに行くことにしたんです。実際に子猫たちに会ってみて、うにの頭のハートの模様に一目惚れして、うにをお迎えすることにしました」
周りの人たちに支えられながら、手探りの育児がスタート
「ミルクを2匹に6時間おきにあげたり、排泄も自力でできないため促してあげたりと、週6で仕事をしていたこともあり、寝不足な毎日が続いて肉体的にも精神的にもしんどい日々が続きました。
その後も離乳食をなかなか食べないなど、いろいろと大変なことは続きましたが、家族や友達がサポートしてくれたり、Twitterでつながった猫友さんに助けられながら育てることができました」
やんちゃなうにくんの成長を実感する日々
飼い主さん:
「もずくはすぐに弟のうににべったりになりました。 逆に私が少し寂しいくらいです(笑) うにももずくお兄ちゃんが大好きで、いつも後ろを付けて走ったり、しっぽで遊んだりしています。また、お互いグルーミングをしあったり一緒に遊んだり寝たりしています。
私にとっても、もずくにとっても、うにを迎えられたことは本当に幸せなことだなと感じる毎日です」
2匹と出会えて本当によかった!
飼い主さん:
「もちろん大変なこともたくさんありますが、2匹を見てると頬が緩んでしまいます。毎日が本当に楽しく、2匹は私にとっての原動力になりました。
買い物に行くと、気づけば猫コーナーでおやつを見てたりもします(笑) 朝起きたら添い寝していてくれたりと、幸せすぎるくらいです。もずくもうにも保護猫なのですが、本当に出会えてよかったと思っています」
取材・文/雨宮カイ
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