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ブルーの被毛が美しい フランスの宝といわれる猫種「シャルトリュー」ロシアンブルーとの見分け方は?

ブルーの被毛と輝く銅色の瞳が美しい、シャルトリューをご存じですか?「フランスの宝」などとも呼ばれる、フランス原産の描種です。今回は、そんなシャルトリューの歴史や背景、特徴、性格などについて、詳しく解説します。

シャルトリューってどんな猫?

シャルトリューのベルちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
シャルトリューはシリアやマルタ島などから商人によって連れてこられ、密度のある美しい被毛をしていたことから、毛皮として使用されたなど、その起源には諸説あるようです。

16世紀のフランスの文献に、すでにシャルトリューらしき猫の姿が描かれていたことから、この頃にはフランスでよく見られる猫だったと推測できるでしょう。

第二次世界で絶滅しかけたものの、ブルーのブリティッシュショートヘアーやブルーのペルシャとの交配によって再確立され、1987年にはCFAで単独の猫種として公認されました。

シャルトリューの特徴とは? ロシアンブルーとはどう違うの?

シャルトリューのパシャちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
シャルトリューの被毛はやや短めのダブルコート。毛色はブルーのみで美しい青灰色をしており、ロシアンブルーやコラットとともに「ブルー御三家」とも呼ばれています。

ロシアンブルーとの見分け方

ロシアンブルーのつばさちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
シャルトリューは「ロシアンブルーと似ている」といわれますが、瞳の色が大きく異なります。シャルトリューの瞳はゴールドやカッパーなどの暖色系をしているのに対し、ロシアンブルーの瞳は上の写真のように、グリーンをしているのが特徴です。

また、シャルトリューはがっしりとしてたくましい体形ですが、ロシアンブルーは骨格が細くスリムな体形をしている点も、見分けるのときのポイントといえるでしょう。

ニックネームが豊富

ピンキーちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
シャルトリューは多様なニックネームをもっているのも特徴です。

例えば、口元が細いため丸いウィスカーパットが目立ち、微笑んでいるようにも見えることから「微笑むフランスの青い猫」。体格と対照的に細い足から「マッチ棒を刺したジャガイモ」、大きなお尻を活かした立ち姿勢から「ベアーキャット」などとも。

また、被毛の美しさからは、「フランスの宝」「生きたフランスの記念碑」と呼ばれることもあります。

シャルトリューの性格は?

シャルトリューのポムちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
シャルトリューは聡明でおとなしく、鳴き声も小さい傾向にあります。温和で人の言うことが理解でき、飼い主さんに従順な一面があることから、「犬のような猫」と称されることも。

ただし、おとなしい性格でありながら、筋肉質でがっしりとした体形をしているため、運動しないと太りやすくなってしまうことがあります。そのため、シャルトリューを飼う場合は、積極的に遊びに誘ってあげることが大切です。
美しい毛色と瞳、どこか愛嬌のある表情やシルエットが魅力的なシャルトリュー。似たブルーの被毛をもつロシアンブルーとは、また一味違った愛らしさが印象的ですね。飼いやすさに定評がありますが個体差はあるため、しっかりと検討してから迎え入れましょう。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『シャルトリューの特徴と性格・飼い方・価格相場など|猫図鑑』(監修:ヤマザキ動物専門学校 高野八重子先生)
   ねこのきもちWEB MAGAZINE『ロシアンブルーの特徴と性格・飼い方・価格相場など|猫図鑑』(監修:ヤマザキ動物専門学校 高野八重子先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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