猫と暮らす
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『ストレスが原因』で引き起こされる猫の病気|獣医師が事例を解説
この記事では、ストレスによって引き起こされる可能性のある猫の病気の事例について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
ストレスが原因で引き起こされる猫の病気の例は?
「たとえば、特発性膀胱炎や、自分で毛をむしったり舐めたりして脱毛症を起こすことがあります。
猫は環境変化にとても敏感なので、引っ越しや来客、近所で工事が始まったタイミング等でストレスを感じやすいです。特に物音に敏感であったり、来客があると隠れて出てこないようなコは、ストレスを感じやすいでしょう」
ストレスを感じている猫が見せるしぐさ・行動は?
「たとえば、いつも食べているごはんを食べなかったり、体が震えたり、常に気が張って緊張しているような様子が見られます」
猫がストレスを感じないように配慮したいことは?
「猫の場合、ストレス源を完全に除去できない場合が多いため、普段から愛猫の安心できる場所・好きなおもちゃなどを把握しておくことが大切です。
たとえば、愛猫がケージで過ごすことに慣らしておくと、ストレスを感じた際に猫がそこで安心してリラックスできるようになります。ぜひ、そうした環境を日頃から整えてあげてみてください。
もし愛猫がストレスを感じていて何か異変が見られるようであれば、かかりつけの獣医師に相談しましょう」
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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