猫と暮らす
UP DATE
ケンカするほど仲が良い? 「遊ぼうよ!」がきょうだい猫気分のサイン
ニオイで「きょうだい猫気分」にスイッチオン!
目をランランと輝かせて、急に飼い主さんの足にじゃれついたり、同居猫にケンカをしかける猫ちゃん。「獲物を狙う野性の本能?」と思いきや、猫の表情を見ると、なんだかうれしそうなワクワク顔をしています。
そういったときは、猫の「きょうだい猫気分スイッチ」が入った瞬間です。
例えば、仲良しの同居猫ちゃんが、お互い仲良くグルーミングしていると思ったら、突然、猫パンチを繰り出して、ケンカを始めるときはありませんか? 飼い主さんからしたら「どうして!?」とびっくりしてしまいますが、ちゃんと理由があります。
最初は、恋人猫気分でグルーミングをしていた猫ちゃん同士ですが、お互いのニオイをかいでいるうちに「ん、これは知っているニオイだぞ」「“仲間”のニオイだぞ」と気付き、きょうだい猫気分にスイッチオン! ケンカごっこ遊びが始まってしまうわけです。
不意打ちの猫パンチは、「遊ぼう!」のサイン
まったり、ゴロ〜ンとくつろいでいる猫ちゃんの横を通ったら、突然、足に猫パンチ! その豹変ぶりに、ちょっと裏切られたような気持ちになった猫飼いさんも多いのでは?
これも、猫ちゃんがきょうだい猫気分に変わったときです。一匹でくつろいでいるときは「親猫気分」ですが、飼い主さんを見かけて、急に「遊びたい!」気持ちが勝ってしまったのでしょう。それが、猫パンチで出てしまったのです。
ほかにも、猫同士で追いかけっこをしたり、休んでいる飼い主さんにちょっかいを出したりするのも、きょうだい猫スイッチが入っている証拠です。ただし、それがエスカレートして、ひっかいたり強くかんだりというときは、野性猫気分に変わっているときなので、猫同士なら仲裁に入ったほうがいいかも。
出典/「ねこのきもち」2017年2月号『愛猫の気分スイッチみーつけた!』
文/ヤマモト トモミ
※写真は一部、アプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
UP DATE