猫と暮らす
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猫は性別で利き足が違うって本当!?研究でわかった驚きの事実3つ
この記事では、これまでに明らかとなった「猫に関する驚きの研究結果」を紹介します。注目すべき研究結果を教えてくれた先生方の声とともに、見ていきましょう!
①猫が砂糖などの甘みを感知できない謎が明らかに!
この発表は、味覚研究を世界的にリードする研究所が主導したとしても話題になりました。
「甘い物を食べていると猫が寄ってくるとよく聞くので、この発表は衝撃的でした。自分の愛猫はケーキを欲しがるのですが、おそらくニオイや食感を気に入っているのでしょうね」
<山地七菜子先生(埼玉県上尾市のフジタ動物病院の獣医師)>
②オス猫は左が利き足、メス猫は右が利き足だと判明!
その結果、オスの猫は左、メスの猫は右が利き足の傾向にあることがわかったそうです。
「ミケ猫がほぼメスの猫であるように、猫の世界では、性差が見られる特徴がいろいろあることをおもしろく感じました。人も、左利きの場合は男性が圧倒的に多いそうですね」
<鴇田真弓先生(埼玉県上尾市のフジタ動物病院副医長)>
③10才以上の猫は、高い音が発作の原因になることが判明!
この症状は、「FARS(猫科動物聴覚原性反射発作)」と名付けられ、世界中に注意喚起されました。
「猫は人の約10倍の聴力をもち、大きな音に敏感です。しかし、なぜ発作が起こるかは、まだ研究ではわかっていません。今後、細かい原因が解明されることを期待しています」
<服部幸先生(東京都江東区に猫専門病院・東京都猫医療センターを開院。JSFM「ねこ医学会」理事)>
出典/「ねこのきもち」2016年6月号『空前の猫ブーム! 人は一体、猫のどこまで知っているの? 11年でわかった猫のこと 専門家による「今後に期待したいこと」も!』
文/Honoka
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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