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猫が食べると危険な魚がある!注意したい魚介類と与え方を獣医師が解説

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猫が好きそうだからと、つい魚を与えていませんか?じつは、猫にNGな魚介類は多く、食べると命にかかわることも!今回は、猫が食べると危険な魚介類とその理由について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきました。

猫が食べると危険な魚介類とその理由

毛づくろいをする猫
sureeporn/gettyimages

――あじなどの青魚やえびなどの甲殻類、ハマグリ、イカ・タコなどは、猫にとって危険な魚介類とされているそうですが、食べるとどのような症状を引き起こしてしまうのでしょうか?

岡本先生:
「青魚を日常的に食べると、キャットフードには適正量含まれていることも多い『不飽和脂肪酸』の過剰摂取になり、ビタミンE不足を起こして、黄色脂肪症を発症します。また、寄生しているアニサキス(線虫)により、人のような胃痛が生じることもあります。

生のハマグリやアサリ、イカ・タコの刺し身、生の甲殻類は、過剰に摂取すると『チアミナーゼ』によるチアミン欠乏症になるほか、消化不良を起こすことも考えられます。

さらに巻き貝は、中腸腺に含まれる『ピロフェオフォルバイド』による、光線過敏症を発症するおそれがあります」

魚介類は加熱しても猫にとって危険なの?

おやつをもらう猫
Santiaga/gettyimages

――猫にとって危険とされている魚介類は、加熱したものでも危険なのでしょうか?

岡本先生:
「青魚の場合、適切な加熱処理をすればアニサキスは死滅しますが、不飽和脂肪酸は残るため、加熱したとしても日常的に猫に食べさせることは推奨されません。巻き貝も、ピロフェオフォルバイドは加熱しても変わらないため、こちらも食べさせるのは避けてください。

なお、生のハマグリやアサリ、イカ・タコの刺し身、甲殻類は、加熱することでチアミナーゼのチアミン分解作用は消失します。少量なら体調不良を起こす危険性は低いですが、消化不良を起こしやすいので、あえて与える必要はないかと思います」

――猫に加熱した魚介類を与える場合の、注意点などはありますか?

岡本先生:
「たとえ加熱した食材であっても、上記の魚介類は避けた方が安心でしょう。しかし、アレルギーがない場合、お刺身一切れ程度であれば、加熱したサーモンやマグロ等は与えても大丈夫です。」

猫にとって危険な食べ物を正しく理解しておこう

ベッドでくつろぐ黒猫
AlxeyPnferov/gettyimages

猫が食べたそうに見つめてくると、ついおすそわけしたくなるかもしれませんが、猫にとって魚介類は危険の多い食材です。どの魚介類は与えて大丈夫なのか、与えてはダメなのかをしっかり理解し、愛猫の健康を守ってあげましょう。

(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/宮下早希
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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