猫と暮らす
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勘違いしがち!飼い主さんが間違っている猫知識6選【初心者編】
この記事では、猫を飼い始めてすぐの飼い主さんが勘違いしがちな猫の行動6つを紹介しますね!
【1】猫が通るときに家具や柱にスリスリと体をこすりつけるのは「体がかゆいから」?
猫が柱などにスリスリするのは、自分のテリトリーを主張しているから。分泌腺から出るニオイをこすりつけて、縄張りをアピールしているのです。体がかゆいからではありません。
【2】部屋に入ってきてグルッと一周して出ていくのは「探しものをしているから」?
猫が部屋を回って出ていくのは、自分のテリトリーをパトロールしているから。1日に2〜3回は必ずパトロールするといわれており、異変がないかをチェックしているのです。探しものをしているわけではありません。
【3】何もない場所をじっと見つめているのは「見えてはいけない何かが見えているから」?
猫は、人の耳では聞き取れない音量や音域の音を聞き取ることができます。一点をじっと見つめているのは、虫のわずかな羽音などに意識を集中しているからでしょう。
幽霊など見えてはいけない何かを見ている……ということではないようですね。
【4】ボールペンや鉛筆に噛み付くのは「食べ物だと思っているから」?
猫は獲物の動きに刺激されます。人が文字を書くときの動きが、猫にとっては獲物の挙動のように思えるため、反射的に噛み付いてしまうのです。猫の狩猟本能ならではですね。
興味があっても、食べ物だと認識しているわけではないようです。
【5】人がトイレをするときに中までついてくるのは「一緒にいたいから」?
飼い主さんと一緒にいたいと思っていたらかわいいのですが、そうでもないようですね。
【6】窓の外にいる鳥を見て小刻みに鳴くのは「鳥とお話しているから」?
猫は、鳥を見て「あの獲物を捕まえたい!」と思うことがあります。しかし、実際には捕れないため、「捕まえたいけど、捕まえられない……」という心の葛藤が小刻みな鳴き声にあらわれているのだそう。仲良くお話してるわけではないのですね。
これら6つの猫知識、勘違いしていたものはありましたか? 猫の気持ちがわかると、より一層我が子を愛してあげられるはず。ぜひ、日頃から愛猫の様子をチェックしてみて!
文/二宮ねこむ
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