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実は健康管理にはオシッコが重要だった?!チェック方法を解説

体の不調はオシッコに現れる

猫は体の不調を上手く伝えることが出来ません。そのため、普段の健康管理は飼い主さんがしっかりチェックしたいですよね。しかし、「どうチェックすればいいのか分からない。」という方も多いはず。そんな時はまずオシッコチェックです。

オシッコには異変が現れやすいので、普段からよく観察をしておきましょう。量や色、ニオイなどを常日頃からチェックしておくことが大切です。泌尿器系の病気や糖尿病、腎不全など猫に多い病気をいち早く気付けるかもしれません。

健康なオシッコかな?チェックポイント

猫の1日のオシッコの量は、体重1㎏あたり22~30mlが目安になります。例えば体重4㎏の猫の場合は、1日のオシッコの量は100ml程度です。しかし、体の大きさや飲んだ水の量などで増減しますので、愛猫の生活にも気を配りたいですね。

オシッコの量の図り方

・固まる砂の場合
液体で無くなると量の計測は難しくなりますが、スコップですくったときの砂の塊の大きさを覚えておきましょう。いつも通りの大きさですか?

・システムトイレの場合
あらかじめ吸収シートやマットを外しておけば、トレーに液体状でオシッコがたまります。その量を計量カップで量ればOKです。

ニオイチェックも忘れずに!

ニオイも忘れずにチェックしましょう。猫のオシッコは濃縮されているため、キツイニオイになります。健康なときでもニオイはかなり臭いでしょう。

しかし、チェックするのは「いつものニオイと変わりはないか?」ということ。いつもと違うニオイや、あまりニオイがしないと感じたら色や量をチェックしましょう。

色や様子のチェックはこまめにしよう

水を飲んだ後や寝起きなどのタイミングで色の濃淡の変化はありますが、健康なオシッコはジャスミンティーのように澄んだ黄色をしています。しかし、透明に近い黄色や濁ったオレンジ色、赤色になったときやオシッコがキラキラして見えたときには何か病気を抱えているかもしれません。

猫はオスもメスも座りポーズでオシッコをします。お尻に砂が付くのを嫌がってお尻を浮かす子もいますが、一般的には落ち着てオシッコをすることが多いでしょう。いつもより頻繁にトイレに行ったりトイレの中でうずくまったりなど、オシッコの様子がいつもと違っていたら、動物病院の先生に相談することをおすすめします。その際は、オシッコの量やニオイ、色などの状態を伝えると診察がスムーズにいきます。

普段から、愛猫のチェックをすることは病気の早期発見につながるかもしれません。普段と違った状態を見つけたら、すぐ相談できる病院の先生を見つけておくことも大切です。
出典/「ねこのきもち」17年05月号『大切なことはオシッコが教えてくれる』
文/HONTAKA
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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