猫と暮らす
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肥満体形にしないために絶対に気をつけたい食事管理とは
猫に炭水化物って必要なの?
一般的な炭水化物の効果としては、腸内環境を整えてエネルギー源として機能するため、一定のプラスの効果はあります。一方で、過剰摂取により余ってしまった糖質は脂肪として蓄えられてしまうので、肥満の原因になりかねません。
炭水化物ダイエットが成立するのも、そういった理由からですね。
しかし、猫は大量の炭水化物を摂取してもそれを有効活用する体質ではなく、そもそも炭水化物でしか摂取できない栄養素はありません。
ですので、猫に食事を与える際には、全体の炭水化物の割合は概ね3分の1程度に抑えるようにしましょう。
1日のカロリー目安は?
そのなかでも肥満傾向にある猫は、最もカロリーを抑えなくてはいけない部類に該当します。具体的には、「猫の体重×0.75×70」の値が適切なカロリー量です。
ちなみに、生まれて間もない生後1年未満の猫は成長期なので、この2倍~3倍のカロリーが必要になりますし、妊娠中の猫も2倍のカロリーが必要になります。
適正なカロリー量に抑えることで適切な体系を維持できる確率が高くなりますので、カロリー量には注意を払って食事を与えることが大切ですね。
同じカロリー量でも食事の与え方によって猫の空腹感は変わる
したがって、2~3回にわけることが、正しい食事の与え方になります。
なお、食事の量は目分量では誤差が生じていますので、計量器を使って正しく測定することが不可欠です。
文/kuroko
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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