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あきらめないで! 爪とぎ跡の簡単リペア豆知識

↑毎日、爪とぎに余念がない悠ちゃん

木製家具にはフローリング修繕用クレヨン&ペンシル

猫ちゃんにとって、爪のお手入れやストレス発散の意味がある、爪とぎ。わかってはいても、家具や壁がボロボロになっていくのは、なんとか食い止めたいものですね。そこで、簡単にできる爪とぎ跡リペア術をご紹介しましょう。

まずは、木製家具の爪とぎ跡。用意するのは、フローリング修繕用のクレヨンとペンシル、そしてドライヤーです。

1.まずは、ドライヤーでクレヨンを溶かしながら、爪とぎキズを埋めていきます。少し盛り上がるくらいにクレヨンでしっかり埋め、かわいたら平らになるようにヘラで盛り上がったところを削ります。
2.クレヨンで埋めた部分が目立たないよう、ペンで木目を書き足しなじませます。あらかじめ、家具の目立たないところで、ペンの色合わせをしておくと安心です。

爪とぎ跡隠し&予防には、ペット用保護シートを

猫ちゃんの爪とぎで、はがれたり傷ついたりした壁紙。爪とぎ跡を隠しつつ、これからのキズ予防もできるペット用保護シートがあるのをご存じですか?
1.最初に、壁のホコリや汚れ、猫の抜け毛などを、かたくしぼったタオルでふきとります。

2.ホームセンターなどで購入できるペット用保護シートを爪とぎ跡が隠れる高さまで貼りましょう。端からタオルで押し出すように貼ると壁とシートの間に空気が入りません。
すでにキズが目立つ壁はもちろんですが、まだキズがついていない壁にも、あらかじめ保護シートをはっておくと安心ですね。

カーペットの毛羽立ちは移植で解決

猫ちゃんの爪とぎで、毛羽立ったりヘコミができてしまったカーペット。同じカーペットの目立たない部分を移植すると、新品のようによみがえります。

1.カーペットの爪とぎ跡が目立つ部分をマスキングテープで囲み、定規を当ててカッターで切り取ります(A)。その際、床にキズがつかないようにカッターマットをしき、カーペットの柄の向きがわかるよう、マスキングテープで印をつけておきます。

2.カーペットの目立たない場所、例えば、家具やソファの下になっている端っこの部分に、Aを重ね、柄や向きが同じことを確認して、同じ大きさに切り取ります(B)。
3.最後、キズがついていた箇所に、Bを柄と向きが同じになるようにはめ込み、継ぎ目をブラシなどでなじませると出来上がり。
猫飼いさんにとって、猫ちゃんの爪とぎ跡は“勲章”のようなものですが、いざ人を家に招くといったシーンでは、やはりきれいにしておきたいですね。そういった時にもあわてず対応できるよう、自分でもできる簡単リペア術をおさえておきましょう。

出典/「ねこのきもち」2017年2月号『愛猫の“しるし”リペア&おそうじ術』
文/ヤマモト トモミ
※写真は一部、アプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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