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痛くてトイレでうずくまるコも…猫の「尿石症」ってどんな病気?

まいにちのねこのきもちアプリ投稿写真より
飼い主さんは、日頃から愛猫のオシッコをチェックしていますか? 猫は体の不調がわかりにくいですが、オシッコには異変が現れやすいといわれています。

この記事では、猫の「尿石症」という病気について解説します!

尿石症は、結石が尿道などにできて排尿障害を起こす病気

尿石症は、腎臓、尿管、膀胱、尿道に結石ができる病気。排尿時に痛みを感じて、トイレの中でうずくまるコも……。

猫は体の構造上、オシッコが濃くて少ない傾向があります。さらに体質や生活習慣で濃度が上がると、尿中の成分が凝縮し結石ができやすくなるのです。

冬の時期はとくに気をつけて!

猫は冬になると水を飲む量が減り、トイレに行く回数も減ります。それにより、オシッコが濃くなることがあるので、尿石症になりやすいとされています。

冬はとくに気をつけてあげたいですね。

こんな異変が見られたら要注意!

まいにちのねこのきもちアプリ投稿写真より
尿石症になると、どんな症状が見られるのでしょう? 下記で、具体的に説明していきますね。
・量→極端に減り少量しか出ない、もしくは出ない。

・回数→膀胱・尿道結石の場合は頻繁にトイレに行く。

・様子→膀胱・尿道結石の場合はトイレの中でうずくまる。

・色→キラキラして見える、赤くなる(ミネラルの濃度が高いと結晶化して尿がキラキラしたり濁って見えたり、結石が粘膜を傷つけて尿に血が混じり赤くなることも)。

結石が詰まる場所や程度によって、症状が異なります。愛猫に異変が見られたら、すぐに獣医師に相談をしましょう。

尿石症の治療法は?

尿石症の治療法は、療法食で結石を溶かしたり、溶けない場合は手術で取ることも。治療後は再発防止のため、療法食を続ける必要がある場合もあります。
まいにちのねこのきもちアプリ投稿写真より
オシッコに関わる病気は、ふだんから愛猫のオシッコをチェックしていれば気づきやすい病気もあります。寒くなると水を飲む量も減るので、飼い主さんは愛猫の様子を気をつけて見てあげましょうね!

出典/「ねこのきもち」2017年5月号『大切なことはオシッコが教えてくれる』
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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